FLY、DADDY FLY
映画館で観るのを中断していた頃
娘たちが生まれてから子育ての間に
見逃した映画はたくさんあります~~
これもその一つ
金城さんの小説は“GO”を読んだら面白くて
何冊か購入しているのですが
娘たちが先に読んだのか今私の本棚にはなくて・・・
岡田堂上にはまっている私~~~
アマゾンで中古を購入してしまいました~~~
冒頭と
それから最後のほうでも映りますが
モンゴル相撲の勝者だけが踊ることを許されるという“鷹の舞”
まるでバレエダンサーのように
しなやかに舞う岡田君
指の先まで細やかな動き
もしかして~バレエ習っていましたか~?
というくらい優美です~
岡田君の身体能力の高さは
SPで実証済みですが
彼は只者ではないです~

岡田君演じるスンシン(舜臣)の言葉が
どれも心にストンと落ちてきます
頷いて納得して
それくらい自分のなかで消化して演技してる
さまざまに変わるまなざしが
雄弁です~
そして
無骨だけれど心根の優しいスンシンを演じる
岡田君がかっこ良すぎです
読書家という設定にも
岡田君の素顔と重なりぴったり~
台詞として語られるスンシン語録が
浮いてないのそのせいですね
自分の生い立ちや巻き込まれた事件
何故,闘い方を学んだかを
おっさんに語るシーンでは
闘い方を教えていたはずの強いスンシンが
一人の子供に戻っています~
自分を自分で守るために
心に鎧を着せて一生懸命生きてきた心情が
痛いほど伝わってくるのです
早く強くなって
俺を守ってくれよ
特典コメントで(金城さんと岡田君の解説)語られますが
おっさんを演じる堤さんの手に注目!
本編では気づかなかった堤さん細やかな演技~
そしてそ全編を通じて
堤さんの演技のふり幅の広さに改めて感服しました~☆
爽やかなひと夏の青春物語~
映画はこうでなくちゃ!

ビデオ鑑賞;2013年6月7日