県庁おもてなし課
TVでは“空飛ぶ広報室”
映画では“図書館戦争”と
映像化が続いている有川浩作品
主人公掛水の頼りないけど好青年を
錦戸亮がいい味を出して好演
有川さんの描く男性は
ホント~魅力的です~
本を読んでいるときの私のイメージでは
松田龍平だった作家吉門を
高良健吾が存在感たっぷりに演じてます~
掘北真希は
なんとなく梅ちゃん先生を彷彿とさせ
“ばか”という台詞のあとには
“ノブ”と続くのではと~
脇を固める共演陣も良いのに
ラストのシーンで
掛水が吉門のTVインタビューの場面に
いきなり登場して“高知素晴らしい論”を
とうとうと喋るのは唐突過ぎて違和感がありました
それを聴いていた知事(映画の冒頭に注意してくださいね)が
おそらくおもてなし課の企画を
今後後押しするだろうことを推測させて終るのですが
冒頭とラストシーンを結びつけたのは
原作にはない映画のオリジナルで
面白いアイデアだだけに
原作では
“何もない”高知県に
“でもこれがある”というのを
掛水たち県庁職員自身が判っていく過程が
丁寧に書かれているので
読者もストーリー展開に納得するのですが
映画では端折ってしまった感が否めないく残念
鑑賞日;2013年5月25日