“ことばであそぼう”(2013年2月の読み聞かせ)
小学校もピカピカの新入生を迎えて
私達読み聞かせボランティア“ほっとケーキ”の
今年度の活動も始まります~
来週は一年間のテーマや日程など
学校との打ちあわせがありますが~
3月に転勤した仲間
夏に出産のためにしばらくお休みする仲間
低学年のクラスが増えるので
読み聞かせの仲間も増えたら嬉しいです~
その前に
2月と3月の読み聞かせのご紹介~
まず2月から~^^
2月の読み聞かせのテーマは
“ことばであそぼう”
私は2年生担当でした~
1冊目は韓国の絵本“しろいはうさぎ”

しろいはうさぎ~うさぎはとぶよ
というように続いていく
チェジュ島に伝わる童歌をモチーフにした絵本
日本にも同じような童歌がありますね~

韓国チェジュ島の暮らしが
しっかりと描かれています

この童歌の始まりは“くもの糸”です

お母さんが海女として海で働いている間
女の子は童歌を歌いながら遊びます

チェジュ島では漁に出たまま海の事故で帰らぬ人となった
猟師たちが大勢いたといいます
この絵本にも
お墓が描かれています
女の子の家も
お母さんと二人暮らし
夫をなくした妻たちは
海女となって海の幸を採り
暮らしを立てたそうです
そういえば
今放送されているNHKの朝のドラマ“あまちゃん”で
世界中で海女漁があるのは
日本と韓国のチェジュ島だけ
という台詞がありました

二冊目は“おなべふこどもしんりょうじょ”

元気に楽しくおなべふけんさをします~

読み聞かせ仲間にも
知っている人と知らない人が~
私は“おなべふ”ではなく“おなべ”だったような~
手首からひじまで
“おなべふおなべふ”と左右の親指を当てていって
最後の言葉で占うもの
このおなべふこどもしんりょうじょでは
病気の診断や対応,薬を処方するのです~

“おなべふ”の“な”で止まったら
“なんじゃもんじゃ”です

はなみずズルズルのフリックくんは
“おにゃべふおにゃべふ”で“お”で止まったので
“おおてんこもり”

“おおてんこもり”は一体何の“おおてんこもり”なのか・・・
ここからは
声もだんだん大きくして~


“おおてんこもり”は一体何だったのでしょうか~
このくだりは子供たちも大笑い
一緒に聞いていた担任の先生も
大笑いでした~
最後は長谷川義史さんの
大阪弁翻訳絵本第2弾
“ちがうねん”です

おっきなさかなから
自分にぴったりだからと
帽子をとってきたちっさなさかな

さてさてどうなりますか~

眠っていたおっきなさかなの目が

ほらほら~

読み終ったあと
子供たちも先生も
“え~そういうこと?”
静かにちょっぴり怖く
2月の読み聞かせは
お・し・ま・い