“国語教科書に関連したお話&絵本”(2013年1月の読み聞かせ)
2013年最初の読み聞かせのテーマは
“国語教科書に関連したお話&絵本”
私の担当学年は2年生なのて
2年生後期から3年生前後期で習う事柄を
参考にしました~
2年生では詩や“ことば”
“昔ばなし”を
3年生では“朝鮮のむかしばなし”や
“ことばあそび”などを習うので~
最初の絵本は
年の始めでもあるので
韓国の“晴れ着”を紹介する“ソルビム”(女の子編)を

福の字が織り込まれているオンマが作ってくれた真っ赤なチマ

自分で着付けたチマ
誇らしさと喜びが溢れています~

赤い花の刺繍が施された綿入りのポソン

何度も何度も観てしまう
女の子の気持ちが伝わってきます

男の子の晴れ着“パジ・チョゴリ”の絵本を紹介

2冊目は~
俵万智さんの短歌に
U・G・サトーさんの晴れやかな富士山の絵が
新春に相応しい“富士山うたごよみ”
いろんな富士山が現れますよ~とでもいうような
めくれる富士山の表紙も素敵です~

二十四節期を紹介しながら
俵万智さんの短歌にちなんで
富士山も化粧直し~

大寒の富士山は
コーヒーカップになって一休み
湯気も4分休符に~

立春の富士山は
羽ばたく鳥を描いて~

雨水の富士山はティッシュ~
何故かは本文を読むと~

今回は季節柄“小寒”から“雨水”まで読みましたが
季節ごとに,担当した学年で読もうかなと想ってます~
最後は昔話に親しんでいる学年なので
“日本昔話百選”から,今年の干支にちなんで
“蛇聟入り”を読みました(朗読)

3人の娘のいる男は
娘のうちのひとりを嫁にやることを条件に
蛇に飲み込まれた蛙を助けました
ある日蛇は若者となって
娘をもらいに訪れます
約束を果す日が来るとは考えてもいなかった男は
長女に“蛇のもとへ嫁に行ってはくれぬか”と頼みますが
長女は嫌だと断ります
二女も断りますが
一番下の三女は嫁に行くことを承知します
三女が父親に願った嫁入り道具は
たくさんの瓢箪と縫い針
それを持って蛇に嫁いだ娘は・・・
二つの昔話が合体したような結末です

お話の最後は
“そなったとや”
兵庫県美方郡の昔話です
