永遠のサッカー少女 | XIAHSTAR

永遠のサッカー少女

宮間選手についての今日の記事を二つ~☆


五輪初の決勝へと導いた宮間が、なでしこの顔である沢と並んで世界の尊敬を集めていることはあまり知られていない。







相手をかわすドリブル
足元のフェイント
小さくても倒されない俊敏さ
左右両足から繰り出す正確なキック
男子顔負けの早い縦パス
ピッチを俯瞰できる広い視野

なんと言っても~
左右両氏から繰り出す正確なキックは
世界に誇れるもの

上げ出したらきりがないですが
アメリカデビューから
世界は宮間選手を注目してるんです~~~




ロンドン五輪が終わって
自チームに戻るなでしこ達


なでしこリーグを盛り上げることが
なでしこジャパンの応援にも繋がります~


アルビレックスレディースがある新潟では
ホームゲームが開催~


春のINAC神戸戦にも応援に行きましたが

8月18日には去年と同じように
Jリーグの前試合として再びINAC神戸と~

そして9月30日には岡山湯郷と~


両方応援にいきます!








宮間“永遠のサッカー少女”世界が尊敬 ロンドン五輪

2012年8月11日(土)08:00
産経新聞


http://news.goo.ne.jp/article/sankei/sports/snk20120811096.html


■脅威の技術と楽しむ心


五輪初の決勝へと導いた宮間が、なでしこの顔である沢と並んで世界の尊敬を集めていることはあまり知られていない。


正確無比なパスやフリーキック(FK)は脅威の的。世界の強豪がセットプレーを警戒することに、沢は「世界一のキッカーがいるんだから当然でしょう」といまさらといった風情だ。何度も好機を演出した特技は、決勝でも後半18分に大儀見のゴールを生む起点となった。


1次リーグで対戦したカナダのハードマン監督らは五輪開幕直前、警戒する選手として真っ先に沢と宮間を挙げた。同監督は「日本のために何かを起こせる選手」と絶賛。視野の広さと中盤ならどこでも高いレベルでこなせる器用さが存在感を際立たせる。


魅力はプレーだけにとどまらない。“永遠のサッカー少女”である。高校2年まで在籍した日テレで、誰よりも遅くまで残ってボールを蹴っていたのは語り草。その姿は27歳になった現在も変わらず、佐々木監督に「その辺にしておけ」と強い口調で止められたほど。


宮間は多くを語ろうとはしない。それでも仲間の好プレーを大声で喜び、自らがミスした際に「ぎゃーっ」と奇声を上げて悔しがる姿から、心底楽しんでいることが伝わってくる。


舞台が河川敷のグラウンドであっても、「最後まで諦めていなかった」とボールを追い続けた五輪の決勝であっても、サッカーができる喜びに変わりはない。練習時も、銀メダルを首に掛けたときも、変わらない笑顔がそれを物語っている。

(奥山次郎)




号泣宮間、表彰式では笑顔も

2012年8月11日(土)07:55
日刊スポーツ


http://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/p-sc-tp3-120811-0008.html



<ロンドン五輪・サッカー:日本1-2米国>◇9日(日本時間10日)◇女子決勝◇ロンドン


泣くな、キャプテン-。なでしこジャパンのMF宮間あや主将(27=岡山湯郷)が敗戦に号泣した。2月のアルガルベ杯から主将に就任し、今大会は重圧から本来の動きを失いかけたが、決勝の米国戦では反撃点の起点になるなど、持ち前の正確なキックで意地を見せた。MF沢穂希からキャプテンシーを受け継いだ宮間が、これからのなでしこを引っ張っていく。


「キャプテンあや」は立っていられなかった。終了の笛が鳴り、宮間は天を見上げ、両手を膝につき、顔をくしゃくしゃにした。めったに人前では見せない涙-。悔しさと安堵(あんど)が入り交じったしょっぱい粒が止まらない。ピッチにあおむけになると、しばらく立ち上がれなかった。


宮間 勝てなかった悔しさはあります。でも、向こうに支配されたとは感じていない。今までの米国戦の中で、一番コントロールできた。やりたいことは精いっぱいやれました。ここまで来られたことに、スタッフや仲間に感謝しています。ありがとうの一言しかないです。


精彩を欠いていた。大会前に左から右サイドへ変更。何より重くしたのは「主将」の肩書だった。「期待はすごく感じていますが、プレッシャーではない」。重圧を乗り越え、最後にようやく「らしさ」を取り戻した。この日はFW大野へのスルーパスが反撃の1点につながった。左右の足から硬軟織り交ぜた正確なキックで米国ゴールを脅かした。


2月下旬のアルガルベ杯から主将になった。前主将の沢は「プレッシャーを感じないで」と責任感の強い後輩を案じた。昨年11月、宮間はアジア女子年間最優秀選手賞を受賞した。「沢さんだけじゃなく、なでしこにはいろんな選手がいるんだと知ってもらえれば」。沢から宮間へ、リーダーシップは継承された。


「みんなが笑っていられる」チームを目指した。宮間との名コンビで盛り上げ役のFW大野は「あやは自分がばかになっても引っ張ってくれる」と感心する。ミスした時に「気にしない、気にしない」と笑顔でフォローされたDF近賀は「助けられた」と感謝した。


勝っておごらず、負けたチームに歩み寄り健闘をたたえる。試合前のロッカールームでは「熱い言葉」で鼓舞した。佐々木監督は「ニューキャプテンは正しかった。チームワークをコントロールして、一番疲れたと思う。本当に感謝しています」と頭を下げた。


表彰式。15分前に泣きはらした顔は、笑顔になっていた。チーム全員で笑って臨んだ表彰式は、まさに宮間の目指す「スマイルなでしこ」だった。宮間は「みんなで取った銀メダル」と胸を張った。金メダルに値する会心の笑顔だった。


【近間康隆】