“ヒューゴの不思議な発明”
アカデミー賞授賞式のオープニングセレモにーの中で
司会のビリー・クリスタルが
“死体も打ち合いも出てこない~♪”と歌ってましたが
作品全体がきらきらと輝いているような
マーティン・スコセッシ監督作品です
原作はコールデコット賞を金賞受賞の絵本
“ユーゴの不思議な発明”
絵本といっても普通の絵本とは違う趣の作品~
モノクロのイラストが続く所々に
文章が書かれています
受賞して呼ばれるたびに聞いた“ヒューゴ~”という発音
耳に残っています~^^
父が遺したからくり人形の秘密を探り出していく孤児ヒューゴと
少女イザベル
パリの駅の大時計を動かしている秘密の部屋に住むヒューゴ
時計のぜんまいの動きにも夢が詰まってます~
ヒューゴが辿りつく秘密は
ジョルジョ・メリエスの人生を照らします
イザベルとヒューゴ
クラシカルな雰囲気を持った二人は
ぴったりです
ベン・キングズリーの名演
バスター・キートンの演技と同じようなシーンがあったり
チャプリン映画のよな花売り娘と鉄道警察官の恋
古き良き映画へのオマージュのようなシーンも
盛り込まれています~
観終わったあと
下の娘がぽつり
“私も時計の裏側に行ってみたいな~”と
1人でもそんなふうに思わせる
映画ってやっぱりいいですね~~☆
鑑賞日;2012年3月10日