感情を変奏する音楽の力、ミュージカル‘エリザベート’の作曲家シルベスターりーヴァィ②
嬉しい言葉ですね~☆
そういえばジュンスは
かつて日本の雑誌のインタビューで
好きな言葉に‘縁(えにし)’を挙げたことがありました~
記事はこちらです~
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http://n.newswave.kr/sub_read.html?uid=184617§ion=sc3
[インタビュー]感情を変奏する音楽の力、ミュージカル‘エリザベート’の作曲家シルベスターりーヴァイ-②
“今私を幸せにするのはミュージカル音楽、残った余生ミュージカル音楽に専念すること”
NEWS WAVE
パク・セウン記者
シルベスターリーヴァイの韓国訪問は今回が四回目だ。 彼にはその間韓国との特別な縁ができた。 過去‘モーツァルト!’公演に続き‘エリザベート’で二度目の縁を結んだ俳優キム・ジュンスがそのうちの一つだ。 彼はキム・ジュンスに対して“あたかも天才音楽家モーツァルトが彼自身のように演技した”と上気した顔で話して輝く新鋭俳優キム・ジュンスに対する出会いを公開した。 “モーツァルト オープニングの時彼を初めて見た。 私を初めて見るやいなや音楽がとても良いとし身近に近づいたし私たちはまもなく友人になった。 2年の間彼が演技的な部分を自ら開発している過程を見守った。 演技をしなければならないという圧迫でなく彼自身が人物になって自然に演技する部分が本当に良い。 特に、‘モーツァルト!’でのジュンスは彼自身がモーツァルトと似た部分があったので胸中から沸き出る演ができたと考える”
シルベスターリーヴァイに‘死’は特別なキャラクターだ。 歴史的事実で派生した‘死’という新しいファンタジーがミュージカル‘エリザベート’全体にあたえる影響力もまた大きい。 ‘死’を演技するキム・ジュンスに対する考えを尋ねるとすぐに彼は“‘エリザベート’の‘死’はモーツァルトとは全く違うキャラクターだ。 ‘エリザベート’のリハーサル舞台で練習するのを見たがキャラクターに没頭した姿が非常に印象的だった”と答えた。 また、“ジュンスの公演を見るために出国日時を変更した。 ジュンスのご両親とも懇意にしていて私たちは家族的な雰囲気だ”として特別な期待感と愛情を表わすこともした。
一方キム・ジュンスもまた、‘エリザベート’の練習現場で“シルベスターリーヴァイの音楽があるので躊躇なく作品を選択した”と話してリーヴァイのファンであることを表わした。 このように俳優と観客を全部ひきつける彼の音楽にはどんな力が隠されているのだろうか。 彼の音楽的力の源泉に対して尋ねるとすぐにリーヴァイ“神が助けて下さったようだ”と笑って答えた。 “私の音楽の源泉に対して言うことは難しいが作曲の過程はこうだ. 朝お茶一杯を飲んでスタジオに行って人物の感情に対して思い出させる。 本能的に感じるものを探して音楽的に最大限表現するために努力する。 作っておいて見れば‘完成された’という瞬間がくる。 だが自己満足に陥るのは好まない。 音楽は私のために作るのではない。 いつも観客のために作るという考えで音楽を作曲している”
作曲家である彼に難しい質問は作品の音楽中‘favorite song’を挙げてくれと言うことだ。 彼は公演を見るたびに新しい音楽の魅力を発見するためだ。 “昨日のエリザベート(オク・ジュヒョン)の歌はもちろん幼いルドルフがベッドの上で歌う歌も非常に愛らしかった。 皇帝のお母さんゾフィーがフランツ、ヨーゼフに会って話した後椅子に座って歌う歌も感動的だった。交感( 互いに感じあうこと)が特に重要な歌もある。 ルケーニの‘ミルク’はアンサンブルがみな出てきて歌うのだがアンサンブルが観客と交感してこそ良くなる舞台だ。 個人的にルドルフが死と共に歌う‘影は広がる’も好む。 ドラマチックな歌だ。 昨日公演のカーテンコールでリュ・ジョンハン俳優(死)が即興的に踊った踊りも良かった。(笑い)もちろんルケーニの歌も好む”
ミュージカル‘モーツァルト!’という作品の興行と共にミュージカル ナンバーが多くの愛を受けた。 それで今回の‘エリザベート’のまた幕が上がる前に韓国観客に海外公演の音源が公開されて期待感が高まった。 韓国観客が唯一彼の音楽に魅力を感じる理由は何だろうか。 “作曲する時感じた感情を私も感じて観客も感じる。 その合一点が合って観客が好むようだ。 観客の良い評価と反応が私には贈り物のような存在だ。 私はミュージカル音楽を作曲しながらお金に対しては一度も思ったことがない。 私の幸福は上手にしたいことに対して良い結果が出るところにある。 それでミュージカル音楽を作曲してそれに対する観客の反応を見ることができる今が本当に幸せだ。 良い食べ物を食べれば幸せになるのではないか。 私も韓国の食べ物が好きなのでミュージカル音楽を作曲して聞きながら良い食べ物を食べたように幸せな瞬間を経験している”
-韓国は魅力的な国、韓国伝統に関心多くて
彼は四回目訪問であるのに忙しい日程のおかげで韓国のあちこちを見回せなかったと惜しんだ。 だが、彼は“アジア国家に対する特別な感じがある”として韓国の伝統に対して大きい関心を見せた。 “韓国は非常に魅力的な国だ。 韓国伝統に対しても若干の情報を聞いて知っている。 赤ん坊が生まれれば家族がみな集まって否定的な話はしなくて祝福をしながら厄運が届かなくしないと聞いた。 私もまた重要なことができれば肯定的なことだけ考えるように努力する。 そのような部分は韓国の伝統と似ていている習慣であり私が好むように考える部分だ”
韓国に対する話を交わす途中彼は思いがけない単語を口にした。 すなわち‘世宗大王(セジョンデワン)’だった。 彼は“世宗大王(セジョンデワン)がハングルを創り出したのを知っている。 世宗大王(セジョンデワン)に対してさらに知りたい”として彼が王として民のために行かれた心とハングルを創り出した明晰さが非常に興味深いと伝えた。 彼の輝く目を見るとすぐに最近TVドラマの素材になったりもしたドラマチックな世宗大王(セジョンデワン)が人生が自然にオーバーラップされた。 彼の人生を作品で作る考えをないのか用心深く尋ねるとすぐに彼の顔が明るかった。 “あたかもあなたが私の心を読んだようだ。 事実そのような考えがある。 機会があるならば必ずしてみたい”
依然として少年のようなシルベスター リーヴァイの領域はジャズ、ポップ、ハリウッド映画音楽など多様な領域を行き来してよどみなく続いて現在のミュージカル音楽に到達している。 だが、彼は現在その何より“ミュージカル音楽を作ることが本当に幸せだ”と話す。 “20年の間数多くのハリウッド音楽を作った。 立派で良かったが重労働の難しい部分も多かった。 今後1,2本程度は映画音楽をするようだし、とても良い作品になるだろう. だが、やはり私が最も幸福を感じる部分はミュージカル音楽だ。 残った余生はミュージカル音楽に専念しながら良い音楽を作りたい”