おじいさんと草原の小学校


英国統治下のケニア
部族間の争いを利用して英国が反抗部族を抑えていた時代
英国の支配から抜け出すために抵抗運動をし
そのために目の前で妻子を虐殺されたおじいさんが
ケニアが英国からの独立を果たした後
ケニアが英国からの独立を果たした後
自分宛の大統領からの手紙を読むために
小学校に入学して文字を学んでいく過程が描かれます
日本が高度経済成長を遂げている1960から70年あたりでも
収容所を転々としながら英国からの独立を果たすための
抵抗運動に加わったために虐待をうけていた人々がいたという
ことに驚きました。
ことに驚きました。
“子供たちが国の未来である”と
ようやく全国民の小学校での勉学を政府が無料化したと聞いて
おじいさんは自分も国民のひとりだと入学を許可されるまで
草原に立てられた小学校まで遠い道のりを毎日歩いて
訪ねてきます
でも学校は子供たちを受け入れるだけで
精一杯なのです
草原に立てられた小学校まで遠い道のりを毎日歩いて
訪ねてきます
でも学校は子供たちを受け入れるだけで
精一杯なのです
ひとつの机に何人もの子供が並び
机のない子は床に座り
消しゴムのついた1本の鉛筆とノート一冊で勉強する子供たちの
消しゴムのついた1本の鉛筆とノート一冊で勉強する子供たちの
目の輝き~
りっぱな設備もないけれど
そこには学びたいと切に思う子供たちの
意欲が溢れています
国民といっても対象は子供たちだという
上司の考えに
上司の考えに
いわれのない噂をたてられ,身の危険を感じ
圧力をかけられながらも
自分の信念で教育を進めていく教師がいるのです

圧力をかけられながらも
自分の信念で教育を進めていく教師がいるのです

最年長(82歳)で小学校に入学した実在のおじいさんを
モデルに描いた映画です
モデルに描いた映画です
このおじいさんの記録はギネスに載っているそうです
お墓に入るまでずっと学ぶことは続くというおじいさん
おじいさんがニューヨークの国連本部で
ペンこそ力であると演説したあとで
子供たちが学校へ行きだしたとありました。
子供たちの目が
おじいさんの目が
観ている私達に学ぶことの意味を伝えています
おじいさんの目が
観ている私達に学ぶことの意味を伝えています
そして制作がBBS
自分たち過ちを正面に描きながら制作をする
自分たち過ちを正面に描きながら制作をする
その懐の深さにも驚きます
鑑賞日:2011年11月23日
鑑賞日:2011年11月23日