『ありがとう』2011年3月の読み聞かせ
synclでは“絵本の森”も更新していますが
ここでは初めてです~
娘たちの母校の小学校に
毎月1回現役のお母さんたちや
私のように子供たちが卒業後も続けている仲間と
子供たちと絵本の森へ出かける楽しい時間~
10月は学校行事で中止だった読み聞かせも
今年は今月,来月の2回を残すだけとなりました
大分溜まってしまいましたが~
まずは今年3月
卒業を前にした6年生に読み聞かせ~
『おひさまのかけら』から
小学校3年生の浅見南さんの“心お姉ちゃん”
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家に帰ればいつでも会えるのに
一緒に登校できない
学校の廊下ですれ違うこともなくなる
寂しさを乗り越えて
浅見さんも一年進級です
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『月の街 山の街』より“お餅のおばあさん”
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お餅を欠かさず届けていたおはあさんの心は
子供たちにしっかり届いていたのです
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『このよでいちばんはやいのは』
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このよでいちばんはやいのはなんだとおもいますか~
絵本は速さを比べながら進んで行きます~
人間よりはダチョウ,ダチョウよりは馬・・・・
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チーター
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カジキマグロ
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そう~
いちばんはやいのは
考えるだけで一瞬にしてどこへでも行ける
わたしたちのそうぞうりょくだというのです
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でもそうぞうりょくのうみは
きをつけないとひからびてしまう
だからたいせつにしてとよびかけます
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小学校最後の絵本は
未来を生きていく6年生だから
前にもここで紹介した『たくさんのドア』
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そして最後に
ぜひ読んで欲しいと思う本として
ケストナーの『飛ぶ教室』と『君たちはどう生きるか』を紹介しました
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2冊とも言論の弾圧があった戦争前後に書かれてますが
こうして今なお少しも色褪せないで物語が生きています~
『飛ぶ教室』,『君たちはどう生きるか』
2冊に流れる正義と勇気を
大人になっても持ち続けていける
そんな人になってもらいたいと願います
後日司書の先生が
「6年生の女の子が『君たちはどう生きるか』はありますか」と
尋ねてきたと教えてくれました~
ひとりでも,本を手渡すことができたら
本当に嬉しいです