『In Heaven』ジヒョとジュンスの物語 | XIAHSTAR

『In Heaven』ジヒョとジュンスの物語

昨夜からMVを観て
「In Heaven」の歌詞を読んで

なによりジュンスの表情と言葉を聴いて

辿りついた

ジヒョとジュンスの物語


MVと一緒にUPした物語に少し加筆をしたら
友から教えてもらった内容と
ほとんど同じでだったので~ちょと嬉しいな~>_<

ここにもUPして置きます~~









ジヒョとジュンスの物語(by xiahstar)



何度かけても出ない電話
ジュンス・・・今日はなんの日か憶えている?

あなたをたくさん愛しているけれど
あなたに愛されている自信がないよ
傍にいてほしいって
どんなに叫びたいか・・・

私はあなたにとって何だったのかな

ジュンス・・・私疲れちゃったよ
ジュンス・・・





あの日から僕の時間は止まったまま
ジヒョ・・・
君のいない世界は色さえなくて
僕は毎日をただ過ごしているだけ

君の明るさに甘えてばかりいた僕
仕事が面白くて
約束を守れなかったこともあった

向日葵のような笑顔を僕に向けて
屈託なく笑う君
いつだって傍にいてくれると思っていた

君の哀しみを少しも判ってあげられなかった僕は
毎晩後悔とともに眠りについて
毎朝虚しさとともに目覚めているよ

ジヒョ・・・
君の最後さえ僕は抱きしめることが出来なくて
君をひとり旅立たせてしまった

ジヒョ・・・









ジュンス~
おはよう~



ジヒョ・・・・
どうして・・・・君・・・



何見ているのよ~
手伝ってよ~早く~



一体何が起こっているんだろう・・・
今日は何日

カレンダーをみるジュンスの目に飛び込んだのは

2008年8月の数字


2008年8月・・・
今から3年前の
あの日の前に戻っている・・・


ジヒョ・・・君なの


何寝ぼけているのよ~ジュンス


ジヒョ~僕のジヒョ





それからのジュンスは
ジヒョのためにしてあげたいことをリストにあげて
ひとつひとつプレゼントしていく

失なって戻らないはずの
ジヒョとの時間を慈しみながら
神様が赦してくださるなら
僕の生涯をかけてジヒョを守り抜くから
愛するジヒョと人生をやり直させて欲しい

愛していると
いつまでも腕に抱いて告げていたい



でもその日は
同じように時を刻んでやって来る



今の僕はあの時の僕とは違う
同じ過ちはしないと誓ったのだから


ジヒョの元へと走るジュンス
明るく微笑みながら交差点に佇むジヒョを見ながら
ほっとするジュンス

それもつかの間
車道ヘ歩き出したジヒョに迫る一台の車

ジュンスは運命と闘うように
車の前に飛び出しジヒョを抱える・・・








穏やかな光のなかに置かれたベンチに
座っているジヒョとジュンス


そう・・・・・ここは
天国の入り口

ベンチを立てば
二人はそれぞれ歩む世界に帰らなければならない・・・



ジヒョ・・・
行かないと言ってくれよ
僕はまだ君を愛していたい
愛していると言わせてほしい


ジュンス・・・
こんなにたくさん愛している
また戻ってくるって約束するわ
いつだってあなたの傍にいるから


ジヒョ・・・
そんなこと嘘だよ
君はもう行ってしまうんだろ
僕に君を愛させてよ



ジュンス~
ほら手を握ってみて
どんなに私が幸せか感じられるでしょ

あなたは自分の命に代えて
私を守ろうとしたじゃない

あのとき私はひとりぽっちじゃなかったの
あなたの心が判ったから


ジュンス
ごめんね
私のほうこそあなたをひとりにしてしまった
そしてまたひとりにしてしまう・・・


ジュンス
愛してる
心から愛してる





ジヒョ・・・・・
やっぱり行ってしまうんだね


ジヒョ・・・

ありがとう

人を愛することを
僕に教えてくれて


愛している