2023年3月、『化学療法歴のあるHER2低発現の手術不能又は再発乳癌』にエンハーツが適応されるようになりました。


2017年の乳癌全摘術後の病理検査では、私はHER2は陰性に。


ところが 一昨年の6月、1つめの治験が効果がないまま終了した際に、右背腰部の転移癌の生検をしたところ、HER2は低発現となっていて、そのおかげでこのたび、エンハーツでの治療ができることになりましたキラキラ




初回投与の前々日、今後の治療について説明を聞きました。

家族同伴を勧められたのでこの日は夫が同席。


髄膜癌腫症の治療には全脳照射を行うが、

症状が穏やかで余力がある今は、化学療法を先駆けて行う。


①初めにエンハーツ療法を

承認されて日が浅いため症例は少ないが、組み合わせて治療をしていく。主治医の見立てでは 半年(またはもう少し長く)は使えるのではと。


②エンハーツ終了後 残る治療薬はあと一つ

エンハーツよりは効果は少ないだろうということですが、治療法の保険が一つあるのはありがたいです。


③状況に応じて脳への対症療法を行う
脳内の癌の増殖が進むと脳圧が上がり、頭痛吐き気めまいふらつき等が強く出るようになり、様々な神経障害が起きる(現在のところは視覚障害のみ)

全脳照射や、髄液を抜き取る等して脳圧を下げ症状の緩和をする。




というわけで、

1/23(木)から エンハーツ療法(トラスツズマブ デルクステカン療法)が始まりました気づき

21日を1コースとし、第1日目に点滴投与します。初回投与は2日間の入院でした。


①生理食塩水?(5分)

②吐き気止め(30分)

③エンハーツ(初回90分、2回目以降30分)

④ブドウ糖(5分)


初回は携帯用の心電図を首から下げました。

とにかく眠くて…点滴中はほとんど眠ってしまいましたが、途中37.2℃の微熱が出た以外は少しふらつくくらいで、特に心配な体調変化はなく。



薬剤師さんからは、

○食べたいものは何を食べてもOK(制限なし)

○副作用の下痢は脱水に注意

○咳、熱の併発に注意(平熱より0.5℃高いと微熱)

→最も注意が必要な副作用が間質性肺炎

症状が出たら、市販の風邪薬等で対処せず必ず病院に連絡を。



その他の主な副作用として、

○消化器症状(悪心、嘔吐、下痢、食欲不振)

○骨髄抑制(白血球&血小板減少、貧血)

○脱毛○疲労○心毒性 など

悪心対策に、プリンペランを処方していただきました。

髪は少しずつ増えてきているところだけれど、今後はどうなるのかしら?うーん



ふとん1ふとん2ふとん2ふとん2ふとん3



現在、初回投与日から1週間が経ちますが

悪心、頭痛、ふらつきの順で頻度が高く

体力も気力も落ちてきています。

唯一の運動である犬の散歩が、しんどくて

なかなか行く気になれません汗

下痢も便秘もありませんが、腹痛が地味に続き、少しゾワゾワしています。

引き続き感染症や出血を伴う怪我に注意し、

ふらつきからの転倒にも気をつけていきたいと思いますグー





大変長くなり、すみませんあせる

読んでくださり、ありがとうございますほっこり