忘れないうちに通院の記録を、と思いつつ
考えすぎて頭がごちゃごちゃしているうちに
日が過ぎてしまいました
先月初旬、エンハーツを使うことができるか
現在の癌の性質を調べるため
マンモトーム生検を受けました
検査の2週間後に結果を聞きに行くと
6年前の病理診断では0だったHER2が
+1で低発現しているとのこと
結果を聞いて喜んだのも束の間、主治医は
すぐにエンハーツを使えるわけではないと
エンハーツは再発後、二次治療まで行って
効果がなくなった人が対象だったそうです
私は一つめのベージニオが終了しているので
もう一つ、別の治療をすることになりました
提案された治療の候補は3つです
①カペシタビン
②パクリタキセル単剤 または
パクリタキセル+ベバシズマブ(アバスチン)
③パクリタキセル+ベバシズマブ+アテゾリズマブ
①は内服薬で主な副作用は下痢と手足症候群
薬が効いている期間の中央値は約9か月と短め
②は点滴で3週連続で投与し4週めは休み
副作用は強いですが
腫瘍を縮小させる効果を期待できます
薬が効いている期間は①よりは長いですが
①と②、どちらを先に行っても
生存期間には大差はないということでした
③はパクリタキセル+アバスチンに免疫系の治験薬(アテゾリズマブ)を加えるグループと
パクリタキセル+アバスチンのグループに
ランダムに分けて効果を比較する治験です
説明を聞いた段階で考えていたのは
①のカペシタビンでした
今年度は校外委員になったので
学校や、自治会の青少年部の行事に
参加する機会が多くなります
副作用が強い治療は体力的に不安だし
できれば脱毛はしたくない
ただ、3月初めにベージニオが終了となり
1か月の準備期間で臨んだ治験治療も
休薬続きで治療効果を得ることなく終了して
治療できない期間が続いたということと
最近は犬の散歩していても息切れがひどく
癌が勢いを増していないか 心配もありました
まだ体力があるうちに、強い薬で叩いた方が
良いのではと、頭の中でせめぎあいがあり
その場で決断することができず
帰宅して家族と話し合い
パクリタキセル+アバスチンに
そして同じ薬を使うなら
治験に参加してみよう、と決めました
治験に必要な検査をして 問題がなかったため
無事に治験の参加が決まりました
どちらのグループになるのかは
初回投与日までわかりませんが
どちらになっても、乗り切ってやる
という気持ちでした
お読みくださり、ありがとうございます