新学期が始まり、少し落ち着いてきました

私個人の話ですが、何かひとつでもどなたかの参考になれば…と思い、書いています


参加する治験について、

前回のブログで 新薬とフルベストラント、分子標的薬の組み合わせと書きましたが、誤りです🙇‍♀️

新薬にレトロゾール、パルボシクリブの併用供与となります




あしあと治験の開始までの流れあしあと


りんご説明と同意

参加する治験について、

主治医とCRC(治験コーディネーター)の方から

説明文書をもとに 話を聞きました

参加を決め、同意書にサインをしました



治験にはいつくかの段階があります

  -第Ⅰ相試験(副作用の種類と程度を調べ、安全な投与量を検討)

  -第Ⅱ相試験(第Ⅰ相試験で得た投与量での効果と副作用の検討)

  -第Ⅲ相試験(より多くの患者を対象として現在の標準的な治療薬と治験薬を比較検討)


治験の話を初めに聞いたときは

どの試験でも参加したい気持ちでいましたが、

実際に説明を聞き それが第Ⅰ相試験だとわかって

実のところ不安が強くなりました


そのことをCRCさんに話すと、

気持ちを理解してくれ、何か少しでも疑問や不安に思ったらいつでも連絡をしてくださいね と

院内PHSの番号を渡してくれました

実際に連絡はしませんでしたが、

その言葉にとても勇気づけられたのを覚えています




りんごスクリーニング検査

同意後、治験への参加条件を満たしているか

確認するための検査を受けます

 (1日目)CT

 (2日目)骨シンチ

 (3日目)心電図→身長体重、血圧→尿検査、採血→造影MRI

この他に腫瘍組織の提出が必要でした

私は再発してから現在の病院に転院してきたので、

主治医が転院前の病院へ 組織検体の送付を依頼してくれました




りんご治験開始

前日に入院前PCR検査を受け、治験スタート

初回は細かく血液検査と心電図検査を行うため

2日間の入院となります




あしあと治験薬と負担軽減についてあしあと


新薬は効果や副作用の種類を調べている段階で

詳しく書くことはできませんが、

二つの併用薬は すでに承認されている薬剤です


/レトロゾール

気をつけたいのが骨の障害(骨密度減少、骨折、骨粗そう症)

骨転移の治療で使用しているランマークも低カルシウム血症や顎骨壊死が起こる可能性があるので

骨に良さそうな食べ物を積極的に摂りたいところ

今、イワシせんべいがとても気になります魚しっぽ魚の骨魚あたま


/分子標的薬パルボシクリブ

好中球が減少しやすく、下がりすぎると休薬に

ベージニオで出ていた下痢や吐き気、食欲不振よりは辛くないといいな、と期待が高まります



治験薬、併用薬、治験に関連する治療や検査費は

製薬会社が負担してくれます

患者は、再診料や副作用への対策で治験薬以外に薬が処方された場合の薬剤費の負担があります

また、検査が多く通院回数が増えることに対して

交通費の負担軽減費が支給されます


一方で、患者は毎日服薬日誌を記入し

服薬の時間や方法、生活習慣の注意事項、

その他の治験手順を遵守しなければなりません



そのような状況の中で

MRI検査の日…失敗をしてしまいました


その日は、初めに心電図検査に行かねばならないところ、(事前にCRCさんに説明されていました)

受付後、うっかり予約票に印字された順に進み、先に採血室で尿検査を提出してしまいました

その後の採血で間違いに気がつき、慌てふためいて生理検査室へ

検査技士さんは、治験は決まりごとが多いみたいで、気にしないでねと声をかけてくださいましが、

合流したCRCさんの険しい表情に、関わった方々に迷惑をかけてしまったのだ…と反省悲しい


本来、厳しく定められた治療計画に基づき、進められていくものなのでしょう

同意して参加するからには、私も注意して臨まなければならないと気づいた出来事でした





長くなってしまったので

入院してからのことは次回書かせていただきます


お読みくださり、ありがとうございましたほっこり