※辛いことも喉元過ぎれば熱さを忘れてしまう性格なので、本日は備忘録です。
主に体調不良の話なので、不快な気持ちになられるかもしれません。
そのようなときは、読むのをおやめください。
今の治療薬、ベージニオ150mgをホルモン療法と併用して、2019年7月末から服用しています。
CDK4/6阻害薬といって、がん細胞が無制限に増殖するのを制御してくれる分子標的薬です。
服用開始から3年3か月が経ちます。
ベージニオを始めるとき、主治医から
無憎悪生存期間の中央値(←治療を始めた人の、薬の効果がなくなるまでの期間を長さ順に並べたときに、その中央に来る数値のことで、平均値とは異なります)は13か月と説明されたような気がします。
ベージニオは前年の2018年11月に販売が開始され、まだ日がそれほど経過していなかったので、その数値だと思いますが
あくまでも私の体感的にですが、現在はもう少し長いのではないかな…と![]()
発売当時は再発乳がんのための治療薬でしたが
再発リスクの高いホルモン陽性HER2陰性初発乳がんの方の術後治療にも、2021年から承認されているということです。
どのような治療薬も、副作用はあり、また個人差があると思います。
私の場合は退職して日が浅く、しばらく家に入るつもりでいましたので
副作用が辛いときも、無理をせず自宅で治療に専念できたことが、長く続けられた最たる理由だと思っています![]()
さて、そんな長い付き合いのお薬ですが、最近は負けが続いています。
もう3週間くらいになりますが
毎日の下痢と吐き気に加えて、ホルモン治療による更年期症状なのか、時々起こる目まいと息切れです。
立っていられないほどの目まいは、これまで記憶にないもので
身体を支えようにも、手足に力が入らないので床に転がるしかなく、自分の身体でないみたいで、数分もすれば収まりますが、その時間が恐怖です。
下痢は、急転直下で来るので
何度か衣類やシーツを汚してしまい、最早オムツをはいた方が良いのでは…と、へこみました![]()
対策として、下痢止めのお薬(ロペラミド)を飲みます。
これは腸を収縮させ腹痛を起こすこともあるので、服用は最小限にしたいところですが、ほぼ毎日、上限の目安量を越えて飲んでしまっています。
もう、とにかく止まってほしいの一点です…
しっかり食べなければ、と思うもののなかなか食べられず、3週間で体重が2㎏減りました。
健康なときでしたら、小躍りするかもしれませんが、がん患者が痩せて嬉しいことは、何一つありません![]()
これ以上減らないように、栄養補助飲料やプロテインなどでもエネルギーを摂るようにしています。
体調が良いときは、美味しくもないし、特に飲みたいとも思わないそれらも、今はとても美味しく大切なものに感じるのだから不思議です![]()
今回は副作用が広範囲に重めで、子どもたちに話しかけられても、めんどくさいなと思ったり、しんどいから後にしてくれる、と言ってしまうことも。
犬の散歩も下痢への不安で、なかなか出かけられない日々です。
娘&犬よ、本当にすまないね…![]()
ベージニオの減量も視野に、何か他に良い方法があるか、次回診察日に相談してみようと思います。
お読みいただき、ありがとうございました![]()
