我が家の小学生たちも今日から夏休みに入りました。

コロナの拡大は心配ですが、引き続き感染対策、熱中症対策に十分に気をつけつつ、時々は屋外で元気に遊び、何か少しでも思い出に残るような、充実した夏休みを過ごせるよう、母も頑張ります爆笑



今日は胸の変化について、書こうと思います。

というのも、今年は子どもたちを屋外プールに連れていきたく、十数年ぶりに水着を買う必要性に迫られたからなのですが汗


私は再建はしていません。

術後に放射線治療や化学療法を行う可能性があったので、当時主治医からは、同時再建はできないこと、再建を行う場合は治療が落ち着いてから改めて入院し行う、と説明を受けました。


※再建のメリットは、やはり乳房を失ったことの喪失感を減らせます。女性として胸があることは自信にもなりますし、今までと同じ生活や服選びもでき、気持ちも明るく前向きになります。

デメリットは、インプラントは主に、再建したらそれで終わりというわけにはいかず、長期的に経過を観ていかなければならないこと。自家組織は主に、取る場所に新たに傷ができてしまうこと、などでしょうか。


これからの治療のことで頭がいっぱいで、手術だけでも怖いのに、再建のことを考える余裕がありませんでした。

それに、ただでさえ仕事を休んで職場に迷惑をかけるのに、再建なんて贅沢なのでは…、と思ってしまって。

(再建まで含めての治療なのに、当時の私は、職場で悪く思われたくないの一心でした昇天)

元々、脇腹に逃げた贅肉をかき集めても、Aカップになるかならないかの貧相な胸だったので、それほど愛着はありませんでしたし、多少見た目が悪くなっても、気にしないだろうなという思いもありました。


術後は、みぞおちの少し上から左の脇にかけて斜めに16、7cmの傷が残りましたが、5年近く経過した今、傷は薄く目立たなくなり、乳頭がないことを除けば、まっ平らでこどもの胸のようです。

そしてなんとなんと、健常であるはずの右側も、気がつけばまっ平らなこどもの胸なのですびっくり


私の癌は女性ホルモンを餌に増えるタイプなので、それを抑える治療をしています。

生理も、かれこれ5年近く止まったままです。

女性ホルモンを断つことにより、見た目だけでなく体調や心も変化がありました。長くなってしまったので別の機会にしますが、失って初めて気がつく、女性ホルモンの有り難みですねショボーン


再建術をしていたら、また違う状況になっていたと思いますが、今はこれでいいかな、と思えています。



参考までに…あせる

無印良品のシルク入りカップ入りタンクトップを愛用しています。カップ入りとカップつきの二種類がありますが、入りの方ですひらめき電球

術前使っていたブラは、地肌とカップとの間が空洞になり、触れるたびペコペコへこむのがストレスでしたが、こちらは空洞が少なく自然な緩やかなふくらみで、術後の胸にもおすすめですニコニコ