歴史が苦手なので
なるべくTV 番組を視るようにしています
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日本の年中行事「歳事」まとめ
(諸説あるそうです)
★大掃除★➡12/13

江戸城で行われた煤(すす)払いが12月13日だったから
煤(すす)払いは神事で
煤竹(すすだけ)で神棚のホコリを落とし
年明け正月に 山から降りてきて
一年の実りと幸せをもたらすと云われる
歳徳神(年神様)を招き入れた
★門松★➡12/14~

年神様の降りてくる入口を
「依代(よりしろ)」といい
竹(長寿)と 神様を松(待つ)
の意味を持つ
★門松と徳川家康の関係★

三方ケ原の戦いで
徳川家康 vs 武田信玄 の後
新年になり武田から届いた文
「松(家康の旧姓松平)枯れて
竹(武田)たぐいなき
あしたかな」
激怒した家康の返した文
「松枯れで(枯れないで)
武田(の)首なき
あしたかな」
これ以降
徳川家ではこの句にちなみ
門松の竹(武田)の上部(首)を
斜めに切るようになった
★鏡餅~お年玉★

鏡餅は年神様に食べて頂く為の物
神様の魂が宿るとされる鏡に見立てた餅
お年玉とは
年神様の魂が宿った鏡餅を砕いて
カケラを皆に分け与えて
それを食べることにより
年神様から新たな一年の活力を戴く

年神様の魂➡年(とし)の魂(たま)
お年魂➡お年玉
お金に代わったのは近年
★福引き★
来年の運勢を占う為に
つき終わった餅を両端を掴んで
引っ張りあい
大きく引きちぎった方が福を授かる
福を引き合う➡福引き

29日の餅つきは×
二重の苦しみに繋がるカモだから
★二十六夜待ち★➡7/26

新月になる前の細い月の事
月の両端が顔を出し
続いて全体が現れることから
「三光」と称し
「阿弥陀三尊」の出現に見立てた
(仏教における仏像安置形式の一つ)
★年越しそば★大晦日
諸説ある由来
・細く長い麺にあやかり
長生きしたい願いから
・金細工師が散らかった金粉を集める為に
そば粉を練った物で集めたので
「金を集める」縁起物として食べた
★除夜の鐘★大晦日

旧暦での大晦日近辺は
節分の時期だった
お寺は節分会(え)で大賑わい
明治5年 旧暦➡新暦(太陽暦)になると
節分会が2/3の行事になり
大晦日のお寺は閑古鳥
人寄せの為に除夜の鐘を始めた
昭和2年 現NHKラジオが
上野寛永寺「除夜の鐘」を中継放送
➡全国に広まった
★お屠蘇(とそ)★

日本酒や味醂が主だが
昔は漢方薬の屠蘇散(とそさん)を入れて飲んだ
屠…邪気を屠(ほふ)り (やっつける)
蘇…心身を蘇(よみがえ)らせる
元旦に飲むことにより
一年間 病気にかからないようにと願った
★羽根つき★

羽根に使うのは無患子(むくろじ)の種
➡子が患わない 厄除け
無病息災の願いを込めた
その為 勝ち負けではなく
長く つき続けるのが目的
羽根を落とすのは
無病息災の願いが途絶える事を意味するので
負けた時に顔に墨を塗るのは
魔除けの意味がある
★凧上げ★

子供の健康や豊作を願う物として
中国から伝わってきたが
紙の尾が垂れる姿から
上方(関西)では
「紙氏鳥(いかのぼり)」
(氏と鳥で一文字の漢字です 変換不可)
と呼ばれていた
江戸(関東)に入ると
「いか」➡「たこ」に変わってしまった
理由の諸説
①江戸の人達の上方への対抗意識
②往来の通行を妨げるとの理由により
「いかのぼり禁止令」が出て
禁止を逃れる言い訳として
たこに変えた
★初夢★➡1/2

良い夢をみたくて
枕元に置いた宝船を書いた紙に
必ず記されていた和歌
『長き夜の 遠の眠りの
皆目覚め
波乗り船の 音の良きかな』
なかきよの とおのねふりの
みなめさめ
なみのりふねの おとのよきかな
⬆回文♪
ずっと幸運が途切れずに回るように
初夢『駒込の説』
駒込に残る川柳
「駒込は 一富士 二鷹 三茄子」

・駒込富士神社がある
・鷹匠屋敷があった
・茄子は駒込の名産
縁起の良い駒込富士神社にあやかり
3つまとめて縁起物とした
他に
『徳川家康が好んだ3つとの説』もある
悪い夢を見たとしても
翌日川に流せば良いとされる
宝「船」だから
流れていってしまう から
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あくまでも諸説だけど
良いところだけ
覚えておこうと思う♪