曲もいいけど、Stand by Uのジャケットほんとにいいですねえ。
最初に何かで見たときの印象は、「地味だなあ」だったんですが、
前言撤回。
ごめんちゃい。
大好きです。
リビングにある棚のベストポジションに居場所決定。
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昨日からTea for Twoを聴いては切なくなっています。
Stand by Uの何倍も切ない。
甘く囁く彼らにただときめく筈だったのに何故に。(誤算
S50~60年代にかけての大島弓子さんの作品が大好きなんですが、
(ええ、乙女ちゃんです)
初めて手にしたのは忘れもしない中学生のとき。
友達の家の本棚にあった「四月怪談」でした。
それから随分と時は過ぎたけれど、
どんなに生活環境の変化があっても、本棚が淘汰されても、
連れて歩いているうちの大切な大島さんちの子達。
その本の中に収められている
『サマタイム』という16pの短編があるんですけど、
Tea for Twoの男の子は、この登場人物・主人公なんですよ、
そう思えちゃったんですよ、
もう何年も読んでいなかったのに、不意に目の前に現れたんです。
JJが歌う、
明日で世界が終わるなら 明日もこうして笑いたい
、、、
今日と同じように
(涙)
『サマタイム』はほんとに上手く説明出来ないんだけど、
(大島さんの物語を説明しろというのが土台無理)
平和な山村に暮らす、結婚を数日後に控えている男の子が居て、
でも、ある出来事によって多分世界が壊れてしまうんですね。
それでも彼は当たり前のように日常が続いていると思っていて、
あるときにそれが幻想だと気が付くんです。
多分彼だけではなく彼女も村の人もすべて消えてしまっているのだけれど、
彼は自分の住む村に、彼女のところに帰ろうとするんですね。
おみやげ持って帰るって約束したから、
彼女が待っているから。
今日と同じように明日を迎えることがどんなに幸せなことか、
また、そんな当たり前のことがどんなに儚いことでもあるか、
その危うさをこの男の子は知ってしまったんです、
だからこそなんでもない日常を愛しんでいる。
優しく歌うJJの声にその男の子が重なってしょうがないんですよ、
また、JJだったから余計にそう思えてしまったのかも。
よく分からんけど。
わーん。
辛気臭くてすみません。
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ジュンスですから。
(みんな朝から本当にお疲れ様でした)