8月3日の月。 | W가 볼수 있는 곳에 혼자
真っ白だった。


闇の中に一点。


僕の黒さ、闇を強調するかのような、


気付かせるような、


僕がとても辿り着けないような。


強くて、強くて、強すぎる白さ。


僕がなり得たくないような、白さ。


白と黒は紙一重。真っ白すぎる白はもはや闇。


今夜の満月は好きじゃないかな。


黄色がかった、そんな月のが僕にはお似合いだ。


薄汚れた、そんな方がね。


周りの闇を強調するだけの白さなら僕は要らない欲しくない 
切なさと淋しさを思い出させるだけの月なんて、 
陳腐。




そんな今宵の月よ、月夜。





P.S. 僕は僕で生きていく。今までも、今も、これからも。
   僕を僕の中に握り締めて歩いてく。