キミへ。 | W가 볼수 있는 곳에 혼자
2年前の今日、


7月20日、


キミは


突然いなくなった


僕はその時


バスに乗って予備校に向かってた


母さんからキミの死を聞いて


携帯を床に落とし


呆然としたよ


まさか、


そんな、まさか、


海で?


沖縄の海で溺れ死んだなんて


そんなバカなこと信じられなかった


理解できなかった


理解したくなかった


キミがいなくなってしまうなんて


考えたこともなくて


実感もできなくて


息が苦しくて


手も足も震えて


目には涙が溜まって


どうして?


オマエ何年水泳やってんの?


一緒に何年も水泳頑張っただろ?


でっかい大会だって出れるレベルだった


それなのに、なんで?


なんで、沖縄の海で溺れてるの?


どうして死んじゃったの?


1.4mの深さで?


ねえどうして?


そんなことばっかり考えて


その日は、予備校はキミの話題で持ちきりだったよ


どうせなら一位とかになって有名になれよ


なに補欠のまま死んでんだよ


一番負けず嫌いのくせに


今でも悔しいんだろうなぁ


悔しがってんだろうな


僕も悔しいよ


水泳辞めて以来


ずっと会ってなかったキミに


急に、頻繁に、偶然に、会うようになったよね


通学手段が同じだったけど


それまでは全然会わなかったのに


キミがいなくなってしまう、1ヶ月前から


何回も何回も会うようになったよね


きっとお互い気づいてた


お互いの存在に、気づいてた


でもすごく久しぶりに会うから


なかなか声かけられなくって


ほら、知ってるでしょう?


僕がシャイなのをさ


でも話しかければよかったな


「よ!久しぶり!元気だった?」


って聞けばよかったな


何回も会ってたのにな


バカだった


小さな勇気を出せば良かった


きっと神様がくれた、たくさんの、限られた、


チャンス、だったのにな


バカだよなぁ


キミがいなくなって、


2年が経つけど


僕は未だに後悔しているよ


後悔しても後悔しても後悔しても後悔しても


してもしてもしてもしても しきれないくらいに


きっと、僕は一生この後悔を背負って生きてくんだろう


キミの分まで


キミの分まで、僕に背負わせてくれ


僕の勝手なエゴだと分かっているけど


僕に背負わせてくれ


僕の好きなアーティストの曲に


『In Heaven』


っていう曲があるんだ


愛する人を突然失ったことに対する


哀しみの歌なんだ


この曲を聴くとね、


いつもいつも必ず、


キミを思い出すの


通学路で


バス停で


電車の中で


家で


どんなところで


いつ聴いても


思い出す人は


キミ一人


聴くとね


すごく苦しくなるんだ


キミに対する後悔と


僕自身に対する後悔


そして懺悔


一生消えないだろう


今、このキミへの手紙を書きながらも


この曲を聴いてるよ


キミも聴いてみて


すごくいい曲なんだ


切ないくらいに狂おしく


キミの死を聞いたとき


僕はまさに


この歌のこの歌詞の通りの状態だった


嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ


行かないで 行かないで 行かないで


何度も心の中でお願いした


何度も嘘でしょってニュースを確認した


あまりにもキミの死は突然で


あまりにもキミの死は衝撃で


あまりにも。。。悲しくて


予備校のトイレにこもってずっと泣いてた


どうしてあの時話しかけなかったんだろう


どうしてもっと連絡取り合わなかったんだろう


どうして


どうして


どうして


今このキミへの手紙を書いてるけどさ


涙が止まらないよ


そのくらい僕にとってキミはかけがえのない人だった


大切な仲間だった


「俺は万年補欠だけど、それでもいいんだ!


俺は水泳が大好きだから!」


って言ってたね


本当に補欠のまんま死んじまいやがって


その時キミに何があったのか


僕は知りたい


どうして急に死んでしまったの?


足が攣ったの?


攣ってても泳げるように練習してたじゃんか


ねえ、何で?


なんでだよ。。。


教えてくれよ。。。


僕は未だにキミの死から立ち直れちゃいないんだ


きっとこれから先も無理だと思う


僕、どうしたらいいんだろうね


遠い遠い、僕の手の届かないとこに行ってしまったキミ


キミはあっちで元気にやっていますか?


もしそうなら教えてね


俺、元気にやってるよって


相変わらずのぶっきら調でいいからさ


ちゃんと教えてね


僕は死ぬまでキミのこと思ってるから


忘れないから


キミも僕のこと忘れないで


覚えていてね 見ていてね


実はね、僕今病気なんだ


鬱病とか、まあいろいろあるんだけど


辛くってさぁ


正直、死んじまいたい


なんて思ったこともあるよ


っていうか日常茶飯事(笑)


でも、こんなことじゃ


きっとキミに怒られてしまうから


なんとか踏ん張ってるよ


僕、頑張れてるかな?


僕、ちゃんと生きられてるかな?


生きてる意味あるのかな?


どう思う?


僕はキミからの


「かほは、ちゃんと頑張れてると思うぜ」


っていういつもくれてた言葉が


今、欲しくてたまらないよ


もう二度と触れることのできないキミの肩


キミの胸 キミの背中 キミの声


もう一度、触れられたら


聞けたら


寄りかかれたら


どんな言葉より、


僕の生きる糧になるだろうな


「こんな弱ってるなんて、オマエらしくないな」


って言ってよ











今日はキミの2回目の命日


忘れないよ


これからもずーっと忘れない


『In Heaven』を聴くたびに


キミを思い出し、涙するから


来年も忘れないよ ずーっと ずーっとね


僕たちはずっと仲間だから


来年、また会おうな