夢見る頃を過ぎても 「僕達はずっと見ていた」 「ずっと変わらないものを見ていた」 「離れていても見ていた」 「きっと今も見ている」 馬鹿馬鹿しいと言われるかも知れない。 でも、見えるのは現実だけとは限らない。 あの頃からずっと変わらずに追い掛けているもの。 それはまだ階段の途中。 「上り続けていればいつか」 夢見る頃を過ぎても、夢は追い掛けて来る。