君と | infection  ~YooSu~

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YooSuが大好き!なじゅんじゅんのブログです。腐の気があるので気をつけて。

「これからよろしくな」

「うん、こちらこそ」

 

 

すぐに友達になった。

 

 

 

「ねえ、今日もゲームしようよ」

「いいよ。でも手加減してくれよ」

 

 

ゲームが大好きな君の対戦相手に選ばれることに誇りすら感じていた。

 

 

 

「ねえ、ユチョンってモテるよね」

「いや、そんなことないよ」

 

 

今まで言われて嬉しかった言葉が、君の口から出ると胸が苦しくなった。

 

 

 

「ねえ」

「んー」

 

 

君を見つめるためだけに、意味もないのに話し掛けた。

 

 

 

「それでね、僕ね・・・」

「うんうん」

 

 

話の内容なんて何も頭に入って来ない。

ただただ、君が楽しそうに話すのが嬉しくて、相槌を打ち続けた。

 

 

「あはははは、ユチョンったら」

「本当にジュンスが好きなんだって」

 

 

冗談に紛れて告白するのが癖になり、本当の気持ちを伝えるのが怖かった。

君との関係が壊れるのが怖かった。

 

 

 

 


「好きだなんて言えないよ」

 

 

悩んで悩んで、逃げようとして、自暴自棄になり、そして言った。

 

 

 

「俺、ジュンスが好きだ」

「そんなの知ってるよ。僕もユチョンが好きだもの」

 

 

また冗談に取られたかと思ったけど、ただ笑顔を張り付かせた俺に真顔の君が言う。

 

 

 


「だから僕達、ずっと一緒に生きよう」

 

 

そうだね。

そう誓ったね。

だから、こうしよう。

 

 

「この手を離さない」

 

 

君の心を俺の心と重ね合わせよう。

ずっと。