「ね、もうすぐだね」
ベッドの中で抱き合ったまま、君が囁く。
もうすぐ夜が明ける。
君のぬくもりを確かめるように、その柔らかい頬にキスをした。
「日の出、見たい?」
「うん、まあ」
「でも、この格好じゃあ、外には行けないな」
生まれたての姿の二人。
あと数分で日が昇る。
洋服を着こんでいたら間に合わない。
「うん、だから、ねっ」
君は体を起こすと、何も身につけずに窓際へ行き、厚いカーテンを開けると、俺を振り返った。
「ここに来て、早く」
薄暗い部屋に微かな光が差し込む。
俺はベッドを抜け出すと、君の元へ急いだ。
「眩しい」
君を背後から抱き締めた途端、ビルの谷間から強烈な光が届いた。
新しい年の新しい光。
それは希望に満ちている。
「綺麗だね」
「ほんとう、見られて良かった」
「綺麗なのは、君だよ」
「ベタすぎない、そのセリフ」
「いいんだよ、本当なんだから」
「ふふ、ありがとう。今年もよろしくね」
「こちらこそよろしく」
すっかり明るくなった部屋で、真白な君のうなじに気持ちを込めてキスをした。
これからもずっと一緒に昇る陽を見続けようねと。
Fin.
じゅんじゅんです(^▽^)
皆様、新年いかがお過ごしですか?
じゅんじゅんは30日まで推し事(変換がこうなった)もとい、お仕事でしたので、
「一日しかない・・・」
31日だけでおせちを作らなければならず、
「ほんっと君は働き者だねぇ」
朝の4時起きでせっせとおせち作り。
なので、そんなにたくさんは作れず、手間も掛けず、
「じゃーん」
お重に詰めたら、何とかそれなりに見えるもんだ( ̄▽ ̄)←自己満
こうしてせっせと作ったおせちも、
「じゅんじゅん、おかわり」
瞬く間にじぇんじぇんの胃の毛の一部になりました。
まあ、でも食べてくれる人がいるから作る甲斐もある。
「じゅんじゅん、お腹空いた」
たまには休みくれ(-_-)←三度三度作る
正月だからと言って、ご飯食べないわけにはいかないから、結局いつもと同じなんだけど、それでも新年を無事に迎えられてちょっと気持ちは爽やか。
正月休みもあと少し。
せめてユス菌をとろうと、冒頭の小説を書いてみました。
疲れた頭で書いているので、ぐだぐだですが、じゅんじゅんからのささやかなお年玉ということで、ご笑納下さいませ。
それでは皆様、本年もユス菌とじゅんじゅんをよろしくお願い致します<(_ _)>
因みにじゅんじゅんは新年は5時に起きたのに、ユス菌検索していたら日の出を見逃しました(≧▽≦)←ユス菌好き





