君は僕のもの | infection  ~YooSu~

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YooSuが大好き!なじゅんじゅんのブログです。腐の気があるので気をつけて。

「もう帰るの?」

 

 

帰っちゃやだと我儘を言いたいのに、プライドが邪魔をする。

 

 

 

「見られるから」

 

 

人の目を気にするなんてらしくない。

きっと君が気にしているのは、自分よりも僕のこと。

あれは何年前のことだろう。

 

 

 

「僕を・・・欲しい?」

 

 

僕の一世一代の告白に困ったような顔で頷いた。

初めての夜は慣れない二人のお遊びのような交歓だったが、僕は満足だった。

でも君はそれでは足りなくて、

 

 

 

「ジュンス、ジュンス」

「ああ・・・」

 

 

あっという間に僕を蕩けさせる術を手に入れた。

お互いがお互いを必要として、いつも側に居たのに、世間はそんな僕らの秘密に気付かない。

そのままでいい。

そう思ってきた。

世間に知らせる為に君を愛してるわけではない。

でも、心の中では思っている。

 

 

「君は僕の命の源」

 

 

君は僕のもの。

そして、僕は君のもの。