花守ほろほろと崩れ行く道を守ろうと 儚く舞う薄紅色の花筏に乗って 夢の世界を彷徨おう 空の彼方に思いを馳せ 風をはらんでこの海原へ漕ぎ出そう 君と共に 桜が満開ですね。 桜はその昔、享保の改革の折りに治水対策として川沿いに植えられたそうです。 土手の決壊を止め、洪水の被害を抑えるために、その美しい花で人々を集め、川岸の地面を踏み固めさせたそうです。 川沿いに桜が多いのは、そのためだそう。 今を盛りの花を愛でながら、先人の知恵にもちょっと感謝したい。 そう桜の木の下で思いました。