「泣かないで」
僕らは過去に泣かされる。
未来は輝かしいものなのに、過去の亡霊に憑りつかれ、
「出ておいで」
殻に籠って出て来ない。
晴れ渡る空を見上げ、
「雨が降ったらどうしよう」
起こってもいないことに心を囚われる。
何をそんなに怖がっている。
自分をもっと大事にしろ。
そうして、過去の亡霊なんか、
「あっかんべーだ」
笑い飛ばしてしまえ。
そうだ。
そのために、
「やったー!」
君の手があるんだ。
弱くてもいい。
強がりでもいい。
「よーし、いっちょやったるかー」
そこから飛び出て、未来への道を走り出そう。
僕と君。
「頑張ろうな」
道は続いているよ。






