好きなものを集めて はあっと大きな溜息を吐いて 街を見やると いつもと同じ景色が違って見えた 目に見えないものに脅かされ 疑心暗鬼に陥れられ どうしていいか分からないまま 右往左往 そんな自分の足元を見ると 花が咲いていた 見えてるものはあるのに 気付けないでいた 立ち上がり歩き出す あのお気に入りの歌を口ずさみ 好きなものは奪えないと 心の底から叫んだ 好きなものが溢れだし 周りを満たすと そこには 君の笑顔がいた 会えなくても 笑顔には会える