「好きだ」
「えっ?」
「好きだ。好きだ。好きだ。君が好きなんだ」
ドアが開いて、彼の顔を見た途端、言葉が迸った。
長い間悩み続けてきたのに、あまりにも呆気なく言ってしまい、自分でも面食らった。
だけど告白された彼の方は、もっと驚いている。
と言うか、話の内容が頭に届いていないようだ。
呆けた顔をして、俺を見ている。
「好きだよ」
彼の心に届くように、もう一度告白する。
固く拳を握って、彼からの拒絶に耐えようとした時、ぽかんとしていた彼の顔がにわかに崩れ、見開いたままの目から大粒の涙がこぼれ落ちた。
「ひどいよ・・・」
ポロポロと涙をこぼしながら、拒絶の言葉を呟く彼に、胸が軋んだ。
覚悟していたとは言え、やはりきつい。
でも、もう引き返せない。
うまくいかなかったからって、一度この口から発せられた言葉は消えてなくならない。
たった一語の告白の言葉に押し潰されそうになりながら、それでも決心した通りの告白が出来たことに安堵して、フウッと息を吐いた。
To be continued.....
おおっΣ(・ω・ノ)ノ!
こんなに早く告白するとは( ̄□ ̄;)!!
でも・・・
進んでないけどね(=◇=;)←告白しただけ