占い師J ~26~ | infection  ~YooSu~

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「好きだ」



「えっ?」



「好きだ。好きだ。好きだ。君が好きなんだ」



ドアが開いて、彼の顔を見た途端、言葉が迸った。

長い間悩み続けてきたのに、あまりにも呆気なく言ってしまい、自分でも面食らった。

だけど告白された彼の方は、もっと驚いている。

と言うか、話の内容が頭に届いていないようだ。

呆けた顔をして、俺を見ている。



「好きだよ」



彼の心に届くように、もう一度告白する。

固く拳を握って、彼からの拒絶に耐えようとした時、ぽかんとしていた彼の顔がにわかに崩れ、見開いたままの目から大粒の涙がこぼれ落ちた。



「ひどいよ・・・」



ポロポロと涙をこぼしながら、拒絶の言葉を呟く彼に、胸が軋んだ。

覚悟していたとは言え、やはりきつい。

でも、もう引き返せない。

うまくいかなかったからって、一度この口から発せられた言葉は消えてなくならない。

たった一語の告白の言葉に押し潰されそうになりながら、それでも決心した通りの告白が出来たことに安堵して、フウッと息を吐いた。




To be continued.....



おおっΣ(・ω・ノ)ノ! 


こんなに早く告白するとは( ̄□ ̄;)!! 


でも・・・



進んでないけどね(=◇=;)←告白しただけ