占い師J ~18~ | infection  ~YooSu~

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YooSuが大好き!なじゅんじゅんのブログです。腐の気があるので気をつけて。

「それで?」



「慌ててトイレに駆け込みました」



「何もしなかったんですね」



「あっ、当たり前です。まだ気持ちも確かめていないのに・・・何も出来ませんよ」



恥ずかしくて、頭を掻いて答えると、占い師はフウッと深い溜め息を吐いた。



「あなたはもう何回ここに来ていますか?」



「えっと、そうですね、十回は優に超えてると思います」



指折り数える俺を見て、更に深い溜め息を吐く。

Jが言いたいことは分かっている。

初めて占ってもらった時から、優柔不断な俺の背中を、根気強く押し続けてくれている。

それなのに、千載一遇のチャンスをみすみす見逃してしまった。

でも、可愛い彼の分身が俺の腕の中で弾けたからと言って、俺にどこまでの行為が許されると言うのだ。

せいぜい、彼の気持ちを慮って、気づかぬふりをしてやるくらいしか出来ないじゃないか。

しかも、俺の方の分身が危機に貧していたのに、そのままベッドにいることなど出来ない。

早々に逃げ出して、彼の柔らかい身体を思いながら、一人むなしく果てるしかなかった。



「気持ちを伝えるか、思いきって状況に流されるか、どっちかにして下さい。じゃないと・・・」



Jはそこで言葉を切って、押し黙った。



「じゃないと、何ですか?」



「世界が滅亡します」



「はっ?滅亡って、冗談ですよね」



あははと笑った俺を、Jは真顔でにらみ返した。




To be continued.....



ええっΣ(・ω・ノ)ノ! 



いかん(=`(∞)´=) 



すぐに亀と桃を合体させろーヽ(`Д´)ノ←存続のため