「はい、到着」
「あっ・・・ありがと」
ベッドまでお姫様抱っこで運ばれ、恥ずかしさに目を逸らした。
ボソボソと口ごもりながらお礼の言葉は言ったが、他に何を言えばいいのか分からない。
沈黙が痛い。
間が持たず、とりあえず起き上がろうとすると、すっと手が伸びてきて、肩を押さえつけられた。
「ダメダメ、ちゃんと寝てないと」
言って顔を覗き込まれた。
顔が近い。
赤く潤んだ唇がすぐ目の前にある。
この唇が、自分のそれと重なることを何度想像しただろう。
甘い歌声が溢れ出す唇は、きっとその歌声同様に甘いんだろう。
触れてみたい。
いや、その唇で僕に触れて欲しい。
「熱、計ろうか」
見つめる唇が、みるみる眼前に迫り、おでこに熱い烙印を押された。
To be continued.....
わーい\(^o^)/
デコちゅーだー(≧ω≦)b←ユチョンだけに