みしっと音がしたような気がするほど、大きな物が入口を押し広げた。
痛みはあるが、さっきのような我慢出来ない痛みじゃない。
しかも一度入ったと思ったそれはすぐに出ていき、またそろそろと入って来た。
押したり引いたりを繰り返しながら、徐々に奥へと入っていく。
その度に小さな疼きが生まれ、痛みは遠くへ消えていく。
なんだろう、この感覚は。
僕はこの感覚を知っている気がする。
こんなこと今まで経験したことが無いのに、僕は昔からずっとこれを待っていた気がする。
これが運命と言うものなのだろうか?
僕達は巡り会うために、そしてひとつになるために生まれた。
そんな人に言うには気恥ずかしい言葉を実感していた僕の中に、ユチョンの分身が大きな存在感を持ってすべて押し込まれた。
To be continued.....
そうよ
それが
運命かもね♪←