待ってるよ 「ねえ、今夜も来る?」 出て行く君の背に語り掛けた。 昨夜の名残を身体に纏わりつかせたまま、見上げた僕に君は穏やかに微笑んだ。 「来るよ」 その言葉で再び身体の芯が疼いた。 君が点火した埋火がめらめらと燃え上がる。 本当は行かせたくない。 でもそれは無理な話。 ひとつ深呼吸をして言った。 「待ってる」 君が僕の中に戻って来るのを待ってるよ。 ああ・・・ 覗きたい( ̄ー ̄)←ユスの営みを