I’m so in love with you! | infection  ~YooSu~

infection  ~YooSu~

YooSuが大好き!なじゅんじゅんのブログです。腐の気があるので気をつけて。

「どうしたの?」



「何でもない!」



明らかに何でもなくはない膨れっ面でそっぽ向く。

恋人は朝からご機嫌ななめだ。

思い当たる事はない。

最近の記念日はすべてクリアしているし、デートもしてる。

電話だってまめに掛けてるし、甘い言葉も、キスも、夜だって毎日、いやまあ上手く満足させてると思う。

それなのに、何故か今日は機嫌が悪い。



「俺、何かしたか」



「何も」



そう言いながら、唇を不満そうに突きだした。

そのあまりの可愛さに、思わず突きだした唇にちゅっとキスをした。



「もっ・・・もう・・・」



平手が飛んでくるかと思ったが、顔を赤らめて戸惑いの言葉を呟いた。

可愛い。

恋人になってもう何年も経つのに、突然の愛情表現にはまだ照れてしまう。

そういうところが、いつまでも俺の心を捕らえて離さない。



「ねえ、教えて。何をそんなに怒ってるの」



「怒ってない」



「そう?」



「怒ってないよ。ただ・・・」



「ただ、何?」



「あっ、甘すぎるんだよ」



「へ?」



「昨夜の電話」



昨夜は遅くなりそうだったから、おやすみの電話を入れた。

でも帰って来ても、恋人は寝ていなかった。

かなり遅くなったと言うのに、起きて待っていてくれた。

だから昨夜も頑張ったんだが。



「電話、嫌だった?」



「そ、そうじゃなくて。ドキドキするんだよ。付き合って何年も経つのに・・・何であんなに甘いことばかり言うんだよ」



そう言うと、恋人は俺の胸にこつんと頭を当てた。

何だ。

怒ってたんじゃないんだ。

しかも、甘すぎるだって?



「バカだな」



「えっ?」



俺は胸に押し当てられた顔を上げさせ、その瞳をじっと見つめた。



「こんなに可愛い恋人が居るから、甘くなるんだよ」



これからも俺を、その可愛らしさで翻弄してくれと願いながら、潤んだ唇にそっと唇を重ねた。




fin.




チョコレートの代わりに、甘々ユスを皆様に(^∇^)


ハッピーバレンタインラブラブ




I’m so in love with you!=君にとっても夢中だよ!