「皆、この桃は俺のものだぜ」
「ユチョン、早く亀をちょうだい」
「ああん、凄い」
皆、
「まあな」
ううっo(;△;)o
ユス・・・
ユス・・・
「まあな」
こうやって長い前振りの間に考えてるんだよ( ̄ー ̄)←そして前振りだけで終わることもある
さて、皆様。
皆様はお好きですか?
あの、
行列っていうものを( ̄ー ̄)←
よくテレビなどで、何時間も並んで買い物したり、食事したりしているのを見ると、
「皆、よく頑張るね。じゅんじゅんなんぞ、五分でも並ばないのに」
と、感心してしまいます。
だから人気店が鯛国初出店などしても、
と、しばらく待ちます。
どうも鯛国人は行列に並ぶのが苦手で、オープン当初は並んでも、意外と早くその波が引いていくように思います。
飲食店などで、行列どころが店内に入って満席なだけで、すぐに別の店に行こうとしたりもします。
そんな鯛国なのですが、ある店だけはオープンしてから結構経つのに、未だに行列が続いています。
ある日、じぇんじぇんとその店の前を通り掛かった時に、
「じゅんじゅん、あそこはそんなに美味しいの?いつまで経っても行列が無くならないんだけど」
「さあ?でも値段も手頃で美味しいんじゃないの。だからずっと行列なんだよ。まあ、でもあの行列に並んでまで食べようとも思わないけどね」
「そうね。それにきっとじゅんじゅんがその内会社でおちょーだいしてくるでしょうから」←
「えっ、でも」
「いいから、頑張りなさい」
「あっ、うん」←
何をどう頑張ればいいのか分からないまま時は過ぎ、
じぇんじぇんが待ちくたびれていた時、ついにやってきたのです!
「じゅんじゅんさん、貰いもので悪いんだけど、食べてくれる?」←会社の別の部署の方
その方、たったひとつしかない入手困難なチーズタルトをくれたんです(≧▽≦)
ほくほくして、家に持ち帰ると、
「もっと褒めてくれたらあげる」
「じゅんじゅんさん、食べ物を前にして、じぇんじぇんさんが冷静でいられると思いますか?」
「そうだったな」
じぇんじぇんから吹き飛ばされました( ̄ー ̄)←とにかく早く寄越せと言われた
やっと念願のチーズタルトを口にしたじぇんじぇん。
とっても満足して、
「じゅんじゅん、あの行列に並ぶのはやっぱり嫌だから、また頑張ってね」←
じゅんじゅんに新たなおちょーだいノルマを課しましたとさ(T_T)←一体いつノルマ達成出来るんだろう















」