夢はかけ廻る | infection  ~YooSu~

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YooSuが大好き!なじゅんじゅんのブログです。腐の気があるので気をつけて。



じゅんじゅんです(≧▽≦)



「ジュンス、君に唄をプレゼントするよ」

「唄?」



では、皆様。

その唄を聞いて頂きましょう。

唄い手は僭越ながら、このじゅんじゅんが勤めさせて頂きます!





「閑さや~♪」




「耳にしみ入る~♪」





「はあはあ、ジュンス、ああっ!」

「あっ、あんっ、ユチョン!」





「あんあん」






「やめなさい!」




Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)←いつもより多く転がっております






「勝手にユス菌に変えないでよ」





「邪魔しないでよ。じゅんじゅんはちゃんと意味を理解して唄ってるのよ」





「どう理解してるって言うのよ」





「聞いて驚くな。つまりな」





「夏草や~♪」




「 ユス菌たちが~♪」





「はあはあ、ジュンス、ああっ!」

「あっ、あんっ、ユチョン!」





「あんあん」




「シア桃や~♪」




「ユチョ亀とびこむ~♪」




「はあはあ、ジュンス、ああっ!」

「あっ、あんっ、ユチョン!」





「あんあん」

「いい加減にしなさい!」





Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)←おおっ♪転がってるー






「まったくこんなあほ猿付き合ってられないわ」




「待てじぇんじぇん。まだ意味の説明が途中だ」






「説明のせの字もしてないわよ」




Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)←えっ、そう?



皆様。

この俳句の元はご存知よね。

ええ、あの有名な松尾芭蕉でございます。


「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」


「夏草や 兵どもが 夢のあと」


「古池や 蛙とびこむ 水のおと」


誰もが知っているスーパー俳人芭蕉。

その芭蕉、実は!





「あんあん」






「だったの」






「説明になっとらん」



Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)←えっ、分からない?



つまりですね、芭蕉は、



「ジュンス、好きだ。愛してる、ああっ!」

「あっ、ユチョン、好き、好きい、あんっ!」



ユス菌が好きーヽ(゜▽、゜)ノ♪




バクダン エイッ ( ・_・)ノ ⌒ ●~*⌒ ●~*⌒ ●~*⌒ ●~*



\●(・_\)キャッチ! ポイ!*~● ⌒ヾ(・_・ )



\_(-_- 彡 -_-)_/カキーン!-☆・・・‥‥……━━●~



(((((≪*****ぢゅどーん!!!*****≫)))))




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「つまり同性愛者ってことですか?」

「おっ♪君も分かってきたね」



そうなんです。

芭蕉は同性愛者だったんです。

まっ、江戸時代衆道は常識。

じゅんじゅんが興奮することもないほど、普通のことですけども、芭蕉は40を過ぎてからある一人の青年と出会い、恋に落ちます。

旅の途中で出会った「坪井杜国」という青年は、それは綺麗な人だったと言われています。

そんな杜国青年に芭蕉は、旅立ちの時「白芥子に羽もぐ蝶の形見かな」と句を贈っています。

杜国を白い芥子の花に例え、自らを蝶に例えて、自分の羽をもいで形見に置いていくよと言っています(^ε^)♪

この後、杜国は営んでいた米問屋で空売りをしていたのを咎められ、流罪になってしまいます。

芭蕉は旅の途中でわざわざ遠回りをし、杜国と再会します。

そして燃え上がった芭蕉は「寒けれど二人寝る夜ぞ頼もしき」なんてラブラブな句を杜国に贈っています。

そして、遠隔地でお上の目が届かないのをいいことに、流刑の身の杜国をつれて、蜜月旅行(本当は俳諧の旅)に出掛けます。

この旅で杜国は芭蕉に「旅の間は、私を幼名の万菊丸とお呼び下さい」と言っています。

幼名を呼ばせるなんて、杜国も芭蕉のことを頼って尊敬して甘えていたのでしょうね。

芭蕉はこの旅の後も杜国を溺愛しますが、いかんせん離れ離れの身の上、この時代手紙だけが2人を繋ぐ唯一のもの。

その手紙が杜国から来ず、悶々としている内に杜国はまだ34才の若さで流刑先で病死します。

芭蕉は本当に杜国を愛していたのでしょう。

一年後の日記に「二十八日、夢に杜國が事をいひ出して、悌泣して覚む」杜国の夢を見て、号泣して目が覚めたと書いています。

この杜国との別れから五年後に芭蕉は杜国のもとへ旅立ちました。

今よりもずっと連絡をとる手段の少なかった時代。

それでも燃えるような恋をした二人。

隅々まで吟味し、洗練した句を作る芭蕉ですが、恋する詩人でもあったのですね(^∇^)

そんな芭蕉の辞世の句と呼ばれる句を紹介して、本日の記事を締めくくろうと思います。

では、お聞き下さい。

芭蕉辞世の句。



「ユス菌に病んで~♪」

「夢は世界を~♪」

「はあはあ、ジュンス、ああっ!」

「あっ、あんっ、ユチョン!」





「あんあん」




に染めるーヽ(゜▽、゜)ノ←




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「じゅんじゅんさんの辞世の句でしたか」

「まあな」



「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」


どんなになっても夢だけは見ることが出来る。

あのまばゆい日々の夢を見ながら、






「あんあん」


ユスの「あんあん」を鑑賞しましょうねー(≧▽≦)←夢はかけ廻るのよ♪