I wanna know what love is | infection  ~YooSu~

infection  ~YooSu~

YooSuが大好き!なじゅんじゅんのブログです。腐の気があるので気をつけて。



「ユチョン・・・戻ろう」



ユチョンと触れ合った唇を確かめるようにそっと拭い、僕は立ちあがった。





「ジュンス・・・怒ったのか?」



僕を見つめていたユチョンの表情が険しくなる。

怒る?

僕が?

ユチョンを?




「怒ってない」



「いいんだ。はっきり言ってくれ」





「怒ってないよ。ただ、僕は・・・」




「困ってるのか。俺に気を遣って」



違う。

そうじゃない。

本当は僕の気持ちなんて分かってるくせに、悪い方悪い方へと考える。

僕と同じだ。

僕もユチョンから向けられる眼差しに、特別な意味を感じながらもうぬぼれだと言い聞かせていた。




「困るよな。突然だもんな。でも、俺」




困ってない。

ただ、夢見た告白はあまりにも突然で、ユチョンとのキスはもっと突然だった。

軽く触れ合っただけの唇は、熱を持ち疼いている。

言葉より素直に、ユチョンが好きだと疼いてる。





「好きだ、ジュンス」


ユチョンの瞳に光るものが溢れた。

真摯な眼差しと、溢れる涙に、唇の熱は更に熱く胸を締め付ける。

言わなければ。

この気持ちを。

拙くてもいい。

ただ正直に言うんだ。




「僕も・・・僕もユチョンが好き」



生まれて初めての告白に、涙が溢れる。

何故だろう。

何故涙が溢れるんだろう。

言葉では表せない気持ちが溢れて涙になるんだろうか。

ねえ、ユチョン。

教えて。





「I wanna know what love is」




「愛って何?」




゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚




愛。



愛って何?



それは、きっとね。





「ユチョンの瞳の中にあるよ」




ジュンスを見つめる瞳の中にね(〃∇〃)