「ジュンス、シャワー空いたよ」
「あっ・・・」
リビングでそわそわと待っていた僕に、シャワーを浴びて上気したためか、頬を赤く染めたユチョンが近付いた。
「ジュンス、どうぞ」
「あっ、うん」
ジェジュンとユノは先にシャワーを浴びて、もう部屋に行った。
きっと今頃2人は甘い時が始まっているだろう。
僕もユチョンとそうなるために、ユチョンがシャワーから出てくるのを待っていたのに。
覚悟を決めたつもりでも、いざその時が近付くと心が揺れる。
なかなかソファーから立ち上がらない僕に、ユチョンはふっと笑った。
「大丈夫だよ。無理にしないから」
「あっ・・・」
「怖いよね。俺もだよ。もし、上手く出来なくてジュンスに失望されたらどうしようかと思ってる。経験がないのは恥ずかしいことではないのに、一度でも経験していればこんなにジュンスを緊張させずにすんだのにって、馬鹿馬鹿しいことまで考える始末だ。こんなことジュンスとしかしたくないのに、経験をしていればなんて。俺はジュンスだからしたいと思うし、他の誰ともしたくない。だから俺にジュンスをくれないか。でも、ジュンスが辛いことはしたくない。俺がやることで、駄目だと思うことがあったら素直に言って。二人で二人だけの愛の形を作っていこう」
「ユチョン・・・」
「愛してるんだ、ジュンス」
ユチョンが伊達や酔狂で言っているのではないと分かる。
僕を見つめる目に、そんなからかいの気持ちはどこにも見えない。
僕は確かに愛されている。
ソファーからすっと立ち上がると、ユチョンの元へ駆け寄り囁いた。
「僕も」
ちゅっとユチョンの唇にキスすると、照れ隠しに手に持ったパジャマで顔を覆いリビングのドアに向かう。
「あっ、ジュンス」
背中から呼び止められ、パジャマから目だけ出してそうっと振り返ると、どきんとするくらい妖艶にユチョンが微笑んで言った。
「待ってるから」
こくんと頷くと、リビングのドアを開け、小走りでバスルームへ向かった。
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あら。
ユチョンさん、大人ね( ´艸`)
ユンジェはすでに大人になってるんだろうね(≧▽≦)←見に行こうっと♪
ちょっと短いな。
ごめんねー(。-人-。)