「んっ、んっ、んっ」
強く押し当てた唇の下で、もがくようにジュンスが声にならない声を上げる。
でも嫌がる訳ではなく、精一杯俺の求めに応じようと自ら唇を開いた。
舌が抵抗なく吸い込まれ、ジュンスを思う存分味わおうとした時、リビングのドアが開いた。
「あっ、すまん」
開いたドアが慌てて閉まる。
あの声はユノだ。
皆から空気が読めないと言われてるけれど、今日ばかりはその意見に賛成だ。
せっかく力が抜けていたジュンスの体が、一気にかちんと固まった。
こうなると恥ずかしさが勝って、とてもこのままいい雰囲気には戻れない。
舌打ちしたい気持ちで、唇を閉ざしてしまったジュンスをそっと離した。
「ジュンス、部屋に行こうか」
「あっ・・・でも・・・」
ぽっと頬を染めて、はにかむジュンスに益々俺の気持ちは高ぶった。
今日は離したくない。
邪な気持ちがないとは言わないが、とにかくジュンスとずっと一緒にいたい。
俺は畳みかけるように言った。
「大丈夫、ユノは部屋から追い出してジェジュンのところに行って貰うから。お互いその方がいいし。ねっ、ジュンス。俺の部屋に行こう」
「うん・・・でも・・・」
ジュンスが素直にうんと言わない訳は分かる。
リビングでは、いつ誰がくるか分からない緊張感はあるが、それがある意味ジュンスの安全を保証していた。
部屋には鍵がある。
その鍵を掛けてまで2人っきりになると言うことは、何が起きても不思議ではないと言うことだ。
そう言うことにかけては、ジュンスはまだ子供の域を出ない。
俺だって経験があるわけではないが、ジュンスを好きになった時から漠然と思い描いていた。
ジュンスをこの腕に抱いて、朝まで一緒に過ごすことを。
まだ早いのかもしれない。
でも、毎日ジュンスへの想いは膨れ上がるばかりで、想いに比例して体も反応するわけで、正直な話、このところ俺は自分の体を持て余していた。
最後までとはいかないまでも、ジュンスに触れて俺と同じ気持ちかを確かめたい。
いつかは一つになれると確認したい。
「ジュンス、いや?」
「あっ・・・あの・・・」
「ジュンスが嫌ならもう言わない。でも、俺はジュンスと二人きりになりたい。今日が駄目でも、いつかは二人きりになって、そして・・・ジュンスを・・・」
さすがにそこで言葉が出て来なくなった。
これ以上はジュンスには刺激が強過ぎだろう。
焦ってジュンスを怖がらせたら元も子もない。
どう言葉を紡いだらいいか視線を彷徨わせていると、か細い声が聞こえた。
「僕を・・・」
視線を戻すと、ジュンスは意を決したようにこくっと唾を飲み込み、はっきりと言った。
「僕を抱いてくれるの、ユチョン?」
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もちろんよ、ジュンスー(≧▽≦)
早く抱いてもらいなさーいヽ(゜▽、゜)ノ ←
こうなると、ユノは実は空気を読んでいた?
グッジョブ、パパユノ(*゜▽゜ノノ゛☆
さあ、早くパパもママを抱いて―(≧▽≦)