もっと素直になれたなら ~27~ | infection  ~YooSu~

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「んっ、んっ、んっ」



強く押し当てた唇の下で、もがくようにジュンスが声にならない声を上げる。

でも嫌がる訳ではなく、精一杯俺の求めに応じようと自ら唇を開いた。

舌が抵抗なく吸い込まれ、ジュンスを思う存分味わおうとした時、リビングのドアが開いた。



「あっ、すまん」



開いたドアが慌てて閉まる。

あの声はユノだ。

皆から空気が読めないと言われてるけれど、今日ばかりはその意見に賛成だ。

せっかく力が抜けていたジュンスの体が、一気にかちんと固まった。

こうなると恥ずかしさが勝って、とてもこのままいい雰囲気には戻れない。

舌打ちしたい気持ちで、唇を閉ざしてしまったジュンスをそっと離した。



「ジュンス、部屋に行こうか」



「あっ・・・でも・・・」



ぽっと頬を染めて、はにかむジュンスに益々俺の気持ちは高ぶった。

今日は離したくない。

邪な気持ちがないとは言わないが、とにかくジュンスとずっと一緒にいたい。

俺は畳みかけるように言った。



「大丈夫、ユノは部屋から追い出してジェジュンのところに行って貰うから。お互いその方がいいし。ねっ、ジュンス。俺の部屋に行こう」



「うん・・・でも・・・」



ジュンスが素直にうんと言わない訳は分かる。

リビングでは、いつ誰がくるか分からない緊張感はあるが、それがある意味ジュンスの安全を保証していた。

部屋には鍵がある。

その鍵を掛けてまで2人っきりになると言うことは、何が起きても不思議ではないと言うことだ。

そう言うことにかけては、ジュンスはまだ子供の域を出ない。

俺だって経験があるわけではないが、ジュンスを好きになった時から漠然と思い描いていた。

ジュンスをこの腕に抱いて、朝まで一緒に過ごすことを。

まだ早いのかもしれない。

でも、毎日ジュンスへの想いは膨れ上がるばかりで、想いに比例して体も反応するわけで、正直な話、このところ俺は自分の体を持て余していた。

最後までとはいかないまでも、ジュンスに触れて俺と同じ気持ちかを確かめたい。

いつかは一つになれると確認したい。



「ジュンス、いや?」



「あっ・・・あの・・・」



「ジュンスが嫌ならもう言わない。でも、俺はジュンスと二人きりになりたい。今日が駄目でも、いつかは二人きりになって、そして・・・ジュンスを・・・」



さすがにそこで言葉が出て来なくなった。

これ以上はジュンスには刺激が強過ぎだろう。

焦ってジュンスを怖がらせたら元も子もない。

どう言葉を紡いだらいいか視線を彷徨わせていると、か細い声が聞こえた。



「僕を・・・」



視線を戻すと、ジュンスは意を決したようにこくっと唾を飲み込み、はっきりと言った。



「僕を抱いてくれるの、ユチョン?」




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もちろんよ、ジュンスー(≧▽≦)


早く抱いてもらいなさーいヽ(゜▽、゜)ノ ←


こうなると、ユノは実は空気を読んでいた?


グッジョブ、パパユノ(*゜▽゜ノノ゛☆


さあ、早くパパもママを抱いて―(≧▽≦)