「で、スイカを食べてたってわけですか」
「はい・・・」
チャンミンの問いにしゅんとして頭を垂れるユノ。
気持ちは分かる。
俺も同じだから。
「はあ・・・告白してるかと思って様子を見に行ったら、廊下にはジュンスが居て、スイカを食べようってユチョンに誘われたって言うし、キッチンを覗いたら、ユノはジェジュンとスイカを食べて、ユチョンを誘ってるし・・・あの威勢の良さはどこに消えたんですかね」
「だって・・・なあ、ユチョン」
「うん、だって、ねえ、ユノ」
「だってじゃありませんよ。告白するんですよね。それなのに家族で仲良くスイカしゃくしゃくやってて楽しいんですか!」
キッとチャンミンが、俺達2人をねめつける。
チャンミンの言いたいことは痛いほど分かる。
でも、いざ告白しようとすると、怖くて仕方なくなる。
ジュンスが俺に笑顔を向けてくれるのは友達だからだろう。
それなのに俺がこんな邪な想いを抱いていると知ったら・・・。
二度とジュンスの笑顔が見れなくなるかも知れない。
それくらいなら、辛くても友達のままがいい。
そんな気弱な結論に到達してしまう。
恋は人を臆病にする。
それはどんなに自分を励ましても消え去ることはない。
「チャンミンの言うことは分かるよ。でも、俺、やっぱり自信がないんだ。ジュンスが俺と同じ気持ちでいてくれるなんて考えられない。もし、告白して駄目だったら、俺は砕け散ってしまうよ」
「うん、俺もだ。ジェジュンは俺に懐いてるけど、あれは兄貴が欲しいって気持ちで、特別な意味なんかないと思う。あんなに綺麗な人が、俺なんて相手にしなくてもいいと思うよ。俺、自信がない」
「ああっ、もうっ!」
どんよりと落ち込んでしまったユノと俺の俯いた頭を、チャンミンが順番にパチンパチンと叩いた。
「いたっ!」
「いってえ!」
「情けない。そんなことを思ってて、よく恋してるなんて言ってられますね。いいですか、ユノもユチョンもジェジュンとジュンスが好きなんでしょう。その気持ちは嘘ですか」
「嘘じゃない!」
「嘘なもんか!」
2人同時に顔を上げて叫び、顔を見合わせるとこくんと頷いた。
「俺、ジェジュンのこと、本当に好きだ。ずっと好きだった。いや、これからもずっと好きだ。この気持ちだけは誰にも負けない」
「俺も、ジュンスを世界一好きだ。ずっとずっと好きだったんだ。この気持ちは何があっても変わらない」
「それが自信ってものじゃないんですか?」
ハッとしてチャンミンを見ると、さっきまでと違い穏やかな表情で言った。
「自信なんてもともと根拠のないものなんですよ。好き。誰よりも好き。その自分の気持ちを信じれば、それが自信になるんじゃないですか?自信はつまり思い込みです。大丈夫だという思い込みなんです。こわごわでもいい。自分が積み重ねてきたものを信じて、ぶつかればいいんです。砕け散る?結構じゃないですか。華々しく砕け散れば、それもきっと自信になりますよ。もっと素直に、自分を信じればいいんです。当たって砕けても、自分は無くならないし、ジェジュンとジュンスを好きな気持ちまでは誰も壊せませんよ」
にこっと微笑んだチャンミンに、俺とユノは泣き笑いの顔で大きく頷いた。
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ううっo(;△;)o
チャンミン・・・
じゅんじゅんもユスが好きって気持ちには自信があるぞーヽ(゜▽、゜)ノ←
皆様。
お待たせ致しました。
実は最後のチャンミンのセリフは、今朝4時に、
パチ
←目が覚めた
「こっ、こぼれる、そうっと、そうっと」
起き抜けに書いたものでーす\(^_^)/←素晴らしいだろう
ユスへの愛は、何ものにも勝る( ̄ー ̄)←自信
