「ちょっと待った」
唇を尖らせたユノの顔を、ジェジュンが手で覆って押し戻す。
「何だよ、ジェジュン、照れるなよ」
「照れてないけど、チャンミンだけじゃないんだぜ。ジュンスの前じゃ出来ないよ」
「ちょっと聞き捨てなりませんね。ジュンスの前ではってどういう意味です?僕の前ならいいってことですか?」
チャンミンが立ち上がり、ジェジュンに指を突きつける。
「だってチャンミンは気にしなくていいから」
「どういう意味ですか!」
「そういう意味」
ぎろっとジェジュンを睨みつけたチャンミンに、負けずににこっとジェジュンが微笑み返すと、チャンミンはがっくりと肩を落とした。
「まあ、確かに僕は驚きませんけどね」
「いいじゃないか、ジェジュン。ジュンスはチャンミンより年上だぜ。勉強した方がいいって。なっ、ちょっとだけだから」
ユノがジェジュンの手を顔から剥がして唇を近付ける。
「だめ!ユノがちょっとで済むはずないんだから。あんなキス見せられるか」
「いいじゃないか、ジェジュン、どんなものだってキスはキスだ。いいから黙ってさせろ」
「嫌だってば!」
強引に唇を近付けようとするユノの顔を、ジェジュンが思いっきり突き放した。
「あの、ちょっと待って。キスはキスって何?キスにも種類があるの?」
「やっぱり我慢出来ません!このお子ちゃまをシャワールームに押し込ませて下さい!」
チャンミンが僕に掴み掛かろうとした時、ドアがドンドンと激しく打ち鳴らされた。
「ジュンス!ジュンス!居るのか!俺だよ、ユチョンだよ!ごめん、許してくれ。もう絶対しないから。俺が悪かった。ジュンス、頼む。戻って来てくれ。頼む・・・頼むよ・・・」
ドアの外からすすり泣くようなユチョンの声が響くと、ジェジュンがユノをベッドに突き飛ばし走ってドアノブを引いた。
To be continued.....
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ああ・・・
こんなに長くなるなら・・・
サブタイトルつけなきゃ良かった(T▽T;)←考えるのが面倒
早く終わらせよう←サブタイトルから逃げたい