「人の居ない海ってのもなかなかいいですね」
チャンミンが午後の柔らかい日差しに輝く海を目をすがめながら言った。
秋と言うには早く、夏と言うには遅過ぎる季節。
気持ちのいい浜辺には人っ子一人居なかった。
ユチョンとジュンスは浜辺に降りて、波打ち際まで仲良く歩いて行く。
「ああ、ジュンス危なっかしいな」
いつもジュンスの世話を焼いているジェジュンが、心配そうに呟いた時、ジュンスが砂に足を取られて躓いた。
「ほら、言わんこっちゃない」
「大丈夫だよ、ジェジュン。見ろよ」
ユノが前のめりになったジェジュンの肩を掴んで指差した。
躓いたジュンスをユチョンがしっかり支えている。
照れたようにさっと立ち直ったジュンスに、ユチョンが手を差し出した。
その手を見つめるジュンスにユチョンが何か言葉を掛けた。
ジュンスは両手を胸の前で組んで、ユチョンの手と顔を交互に見ている。
「ジュンス、何やってるんですか。さっさと手を出しなさい!」
「いや、チャンミン、ここは強引でもユチョンが手を掴むべきだろう」
「ユノ、自分がやったことをユチョンに求めないでよ」
3人が好き勝手なことを言い合っていると、ジュンスが手を伸ばしてユチョンの手を握った。
To be continued.....
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やっとここまで(T▽T;)
時間が無かったのごめんねー(。-人-。)