人は騙せても
自分は騙せない
真実はいつも
自分に寄って暴かれる
中身のない言葉に
愛は宿らず
誇りを失った身は
悪魔の声を聞く
語るべき者に
語るべき言葉で
語るべき愛を
語れ
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ペンを持つ者は、
言葉の意味を知るべきだ。
先人が守ったたったひとつの正義の道具。
ペンの持つ破壊的な力だけを享受しようとすると、我が身さえ危うい。
言葉を操ることは出来ない。
言葉を支配することも出来ない。
言葉は鏡。
見えない心の奥底まで曝け出す神秘の鏡。
この日に寄せて、自由に書くことが出来る今に感謝してこの詩を捧げます。
歌うことも、書くことも、笑うことさえ制限される世の中など真実の世の中ではない。
じゅんじゅん


