亜熱帯の太陽のように容赦のない熱がちりちりと音を立てて肌を焼いた。
存分に湿気を含んだシャツが背中に纏わりつく。
無理矢理作った小さな日陰も、コンクリートジャングルと呼ばれる都会の石畳には用を成さない。
いくら頭をその影に押し込んでも、足元からの照り返しは厳しく目を貫いた。
あまりの暑さに苦々しげに顔を上げると、一点の曇りもない空が広がった。
途端に暑さが郷愁に取って代わられる。
その空の色を溜息を吐かんばかりに見惚れて見上げたあの日を思い出す。
土曜日の午後。
それはいつも特別な何かをくれた。
真夏の暑さは大好きな青空を独り占めにする時間を与えてくれた。
学校からの帰り道。
どこまでも澄み渡った空は、蝉時雨とともにいつまでも自分を追いかけてくれる唯一のものだった。
青空は心までもその色に染め上げた。
そんなに好きだった青空。
それなのに、
やあ、皆様( ̄ー ̄)
出勤中あまりの暑さに、
「じゅんじゅんは小説の中の主人公よ。言葉を変えると暑さも変わるわ。そうよ、もっと冷静にこの暑さを分析するのよ」
と、無謀な試みをしたために出来上がった、
小説です( ̄ー ̄)←軽く熱中症の危険
いやー、しかし本当に毎日暑いですね(-"-;A
おかげで、
「同感です。じゃあ、出張に行ってきます」←働き者のナイスガイ上司
「じゅんじゅんさん、外回り行って来ます」←働き者のMAX上司
何で揃いも揃って働き者なんだ( ̄ー ̄)←じゅんじゅんもユス菌なら働いているが
こうして、
何とかユス菌をちらつかせながら、もくもくと仕事をこなしていました( ̄ー ̄)←ぼーっとしてただけと言う噂も
すると、別の部署のボスから電話が、
「じゅんじゅんさん、今からそこに寄るけどMAX君とナイスガイ君はいるの?」
「MAX上司は居ますが、ナイスガイ上司は残念ながら出張に行かれました」
その電話のほんの少し前、MAX上司は汗をふきふき帰ってきたところでした。
すると、そのボス、
受話器の向こうで高らかに笑い、電話を切りました。
ほどなくお見えになったボス。
「あはははははは、ナイスガイ君の分買うの忘れちゃってね。ちょうど良かったよ」
お土産にシュークリームとアイスコーヒーを買ってきてくれましたヽ(゜▽、゜)ノ
すぐにMAX上司とボスとじゅんじゅんでまったりとお茶の時間を過ごしながら、
「ナイスガイ君には悪いけど、甘い物にありつけて幸せ」←MAX上司
遠い空の下、汗水たらして働いているナイスガイ上司に合掌したのでした(-人-)ありがたやー
じゅんじゅん、いい上司に囲まれて幸せーヽ(゜▽、゜)ノ
暑い空もたまには幸せをつれてくるものだ(≧▽≦)←やっぱり抜けるような青空が好き







