ぽとり
ぽとり
その唇から
零れる愛の言葉
散り敷いた赤は
お前がくれた道標
ゆらり
ゆらり
その体から
立ち昇らせる光
艶めいた碧は
俺を誘う道標
誰も知らない
お前への道標
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艶葉木(つやばき)とは椿のことです。
椿はその赤い花にばかり目が行きがちですが、あのつやつやと光る葉のことを指して艶葉木と言うそうです。
特にヤブツバキのことを言うようです。
深い森の中でたくさんの花をつけ、いさぎよいとも言えるほどぽとりと花を落とす椿。
その姿を嫌う人もいますが、花を落としても艶めく葉は、まるでどんなにつらいことがあっても光り輝くジェジュンのような気がしてこの詩を書きました。
どんなに深い森が君を覆っても、私達は君の道標を必ず見つけるよ。
ジェジュン
センイルチュカヘ
サランへ
じゅんじゅん

