中空を舞っていた雪がいつしか静まり
冴えわたる月が姿を現す
街のあちらこちらでは暖かそうな笑い声が響く
聖なる夜
人々は寄り添い、愛を語り合う
薄く開いた窓からは凍えるような冷気と共に
月の光が流れ込む
「寒い?」
ベッドの中
冷えた君の指が僕の肌を撫でる
冷たさだけではないものが僕の体を震わせる
「温めて」
そう囁きながら君を引き寄せ口付ける
君が僕をゆっくりと狂わせていく
少しづつ熱を流し込まれ
凍える冷気が侵食を止める
太陽に焼かれるよりも熱い君の体温
皮膚を焼かれるのではなく
じわじわと中から君の熱に侵される
冷たく透き通った月
氷のような空気を掻き分け僕の元へ降り注ぐ
君はまるで碧い月
溶けない氷に焼かれるように
君に焼かれて僕は灼熱の太陽になる
Moontan
冷めない恋の証
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じゅんじゅんです(^∇^)
聖なる夜。
愛しい人と過ごしていますか?
じゅんじゅんはもちろん!
「ユスを想っています
」←いつも
さてさて、ユスさえいればシアわせ満開なユス病患者じゅんじゅんによる小説の解説でございます(・∀・)
この「Moontan」と言う言葉は「Suntan=日焼け」をもじった造語。
日本語に訳すと「月焼け」です。
この「Moontan」実はクラシックギターの名曲です。
クラシックギタリスト、アンドリュー・ヨークが日本のギタリスト木村大に作った曲です。
演奏する人によってかなり印象が変わりますが、なかなかにいい曲だと思います。
冴えわたる月の神秘的な美しさと強さを思わせる曲だと思います。
この「moontan」と言う言葉を聞いた時、ユチョンが浮かんできたのは言わずもがなですが、その月に焼かれるという表現をどうしても小説にしてみたくて書いてみました。
ジュンスが太陽の温もりならば、ユチョンは月の優しさ。
太陽の光を浴びて輝く月だけれど、光ってくれる月に癒されているのは太陽のほうなのかもしれません。
ユスはそんな関係だと思うのです。
クリスマス。
愛するユスにこの小説を贈ります。
ユスにトンに皆様に聖なる月の光が届きますように(^∇^)
そして、またひとつ。
じゅんじゅんの元へ愛が降り注ぎました。
皆様に感謝の気持ちとともに贈ります(=⌒▽⌒=)
「ユスカレンダー、クリスマスVer.」
皆様!
「Merry Christmas!」
あなたに神の祝福を!





