前回からだいぶ空いてしまいましたが、起立性の息子の進学先について、だいぶ検討を重ねた結果、浦和学院の単願で決まりましたのでご報告致します。



私立高校の受験先の候補として、『浦和学院』『浦和実業』『大宮開成』を候補に個別相談に行ってきましたが、大宮開成は偏差値が足らず確約がもらえずとなり、だいぶショックを受けており、その後の北辰テストでは低血圧による体調悪化で会場に行くだけで問題を解く余裕もない状態となり偏差値もあがらず。

公立で行きたい候補はあったものの、内申が足らず、勉強に対するストレスで体調が悪化していく一方だったため、私立の単願に進路先を変更し、冬休みから3月までの間に体調を整えることを優先し、確約をもらった浦和学院高校に行くことになりました。



この高校に決めた理由てして、駅から近くは無いものの、バスで通える範囲であり、起立性が回復して早朝に強くなれれば自転車でも通学可能。指定校推薦枠が多く生徒のほとんどが推薦で大学に行くこと。がんばればGMARCHの推薦枠も可能ということ。生徒数が多くて、いろんな人と出会えることなど。



起立性の場合、少しのストレスでも体のいたるところに症状として出てくるため、ストレスを緩和しつつ、進学先を確保するために私立単願が安全策だろうと判断しました。



それでも、起立性で学校に行けない状態が続いて長く続いて引きこもりがちになったけれども、全日制の高校に通えることになりそうだということで、非常に喜ばしい気持ちでした。






起立性の子どもが私立高校の確約を取得する上で一番ネックなのが、『出席日数』だと思います。



うちの場合、コロナの時期も被さり、オンライン環境が整っていたことで、先生と相談した結果、コロナが終息した後もオンラインで授業に1限から出ることで出席扱いにしてくれたことで、欠席扱いにならなかったことなどが要因にとしてあげられます。



また定期テストは必ず出席し、遅刻でも放課後でもいいから学校に来て、周りの生徒たちと会話して『学校』から逃げないことを1年半ずっと息子に実践させてきました。

 


もう学校に行きたくないと泣きながら訴えてきたこともあります。




それでも、『じゃあ放課後にプリントだけ貰いに行こう』と前向きなことをずっと言ってきて、二人三脚で一歩ずつどん底から這い上がってきだと思います。



個人的にもう息子から目を背けて、もう勝手にしろと思うこともありましたが、1年半やってきて、確約を貰えた時に、息子の表情が変わったような気がしました。これで無事に試験も合格したら、たぶんもう大丈夫だなって思える実感がありました。



子供自身もネットの検索で『病気のせいで高校に行けない』という検索もしていたようで、全日制の高校に行けなくなるという不安がずっとあったと思います。



息子自身、通信制や定時制に行ったら将来ニート確定と言ってたくらい行きたくないものがあったようで、それが全日制に行けるとわかってから、体調に明らかな復調の傾向が見られました。



特に血圧に関しては低血圧すぎて上の血圧が80台だったものが、120台まで上がってきました。





これは明らかに低血圧の症状が脱却しつつあります。

また鉄不足を示すフェリチンの数値が、1年半前は20台だったのが100近くまで回復していました。



主に鉄サプリとメトリジンのビタミンBの効果だと判断していますが、この辺はまた後日、これまでやってきた検証と効果をまとめておきたいと思います。(テスト当日にどうしても朝起きられない、体が動かない場合の救急措置などもあります)



完全に完治したとは言えないものの(やっぱり朝の6時台7時台は辛い)、毎日学校に通える状態まで戻ったことは親として、非常に嬉しいものです。



このブログを見ている方がどれだけいるかわかりませんが、起立性調節障害の子供を持つ親がこのブログを見て少しでも希望を持ててくれると嬉しいです。