献血イロハ | 瑠音のブログ

献血イロハ

3月11日に発生した東日本大震災。
いまだ予断を許さない状況であるものの、各所で復興への兆しが見え始めている。
そんな今、西日本などの非被災地で、何が出来るのか考えて見た。

大災害が起きた後、義援金や支援物資だけでなく、献血による血液も重要視される。
実際、関西以西では献血に向かう人が増えているそうで、大阪の日本赤十字さんに伺ってみると、地震の翌日12日から一気に増加。10日経った21日頃には、今月の規定量に達するほど集まったのだそう。今では採血の受け入れを昼過ぎに終了するセンターも多いのだとか。

なぜかと言えば血液は使用期限が短いため。
採血後、赤血球製剤で21日、血小板製剤では4日しか保たないのだ。
さらに一度採血すると400ml献血で男性12週間、女性は16週間、次の採血まで間を開けなくてはならないため、今後必要となった際に血が足りない可能性も出てくるわけだ。

では、いつ頃に行くのがベストなのかといえば、現段階では全血献血で3月後半から4月以降。
しかし献血希望者が多い場合は早めに一定量に達する可能性もある。
行く前にまず電話での確認をお忘れなく。
献血には種類も多く、下記のような条件もある。

●全血献血(400ml献血)
年齢は原則として18~69歳まで
体重は男女とも50キロ以上

●成分献血(血小板献血)
年齢は18~54歳まで
体重は男性45キロ以上、女性40キロ以上

●成分献血(血漿献血)
年齢は原則18~69歳まで
体重は男性45キロ以上、女性40キロ以上

いずれも最高血圧は90以上。血液比重は10.52以上が条件。
条件が整わない場合は採血お断りとなるが、体調を整えもう一度来て欲しいとセンターは言う。

下記の、

・特定の病気に罹ったことがある人
・服薬中、妊娠中、授乳中、発熱中の人
・エイズ、肝炎などのウイルス保有者、または疑われる人
・輸血や臓器移植経験者
・一年以内にピアスの穴を開けた人
・一年以内にいれずみを入れた人
・一定期間内に予防接種を受けた人
・3日以内に出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)をした人
・海外旅行者及び海外で生活した人
・クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の方、またはそれと疑われる人

は、採血できないためご注意を。
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1301367953694.html