2014年8月17日新宿でのゲリラPV撮影で、XJAPANバージョンの『HERO』が初披露されました。
その後、同年9月30日の横浜アリーナ公演でライブ初演奏、10月14日のNYマジソンスクエアガーデン公演でも演奏され、2017年のロンドン公演や2018年の紅に染まった夜公演まで、XJAPANの単独公演では、セットリストのレギュラー曲となっています。

【明るくポップ】
Yoshiki Classical Versionがしっとりとしたエンディング曲だとすると、XJAPANバージョンは明るく勢いがあり、オープニング曲のようなイメージです。

聖闘士星矢の曲ということもあり私は、XJAPANバージョンではより「宇宙」を思い浮かべます。
「宇宙」には、孤独や闇といったイメージも含まれますが、それよりも星々の光で満ちているイメージです。

前回に引き続き、イメージ画像としてNASAの画像をお借りします。小マゼラン雲の画像です。
https://www.nasa.gov/image-article/taken-under-wing-of-small-magellanic-cloud-2/


XJAPANの曲では『Rusty Nail』と共通点を多く感じます。
YOSHIKIさんのインスタグラムの新アルバムのCD写真の曲順で『HERO』は4曲目でした。『Rusty Nail』もアルバムDAHLIAで4曲目です。
XJAPANの曲の中では比較的ポップで、演奏時間が短い点も共通しています。

『HERO』がライブで演奏されるにつれて、立ち位置の似ている『Rusty Nail』や『WEEK END』とセットリストが入れ替わるかと思いましたが、紅に染まった夜でも、『Rusty Nail』『HERO』『WEEK END』が3曲共に演奏されました。


【SUGIZOさんのアレンジ】
初披露の2014年から、2017年のロンドン公演までアレンジに大きな変更はなく、ギターはキラキラ感は出していますが、目立っていない印象でした。

2018年の紅に染まった夜公演を観ると、SUGIZOさんのギターアレンジが追加されています。
TOSHlさんのボーカルにSUGIZOさんのギターが応える感じになっていて好きです。


【ベースがカッコいい】
レコーディングされた音源が披露されたのは、2014年8月17日の新宿と、2014年12月26日のミュージックステーションスーパーライブだけだと思います。

そのため私は、WOWOWで放送されたXJAPANのコンサート映像を、テレビにヘッドホンをつないで、大きめの音で聴いています。
『HERO』では、HEATHさんベースの音がゴリゴリとはっきり聴こえます。
特にイントロから、ベースソロ(Did I fail you dear~の前)までの流れが気に入っています。

初披露から現在まで音源は発売されていませんが、私の頭の中では、HEATHさんの音がはっきりとイメージできるXJAPANの『HERO』が鳴っています。


8月の更新HERO③に続きます。