90年代にYOSHIKIさんが創ったピアノ・ロック曲としてGLAY『RAIN』について書いていきます。

1994年5月25日発売のGLAYの1stシングル曲で、GLAYのリーダーTAKUROさんの提案で、YOSHIKIさんがピアノ演奏で参加しています。

映画「ヤマトタケル」の主題歌で映画エンディングでの表記は
主題歌『RAIN』
Produced by YOSHIKI
作詞:YOSHIKI  作曲:YOSHIKI/TAKURO
編曲:YOSHIKI
演奏:GLAY
となっていてYOSHIKIプロデュースが前面に出ていました。


曲調は、GLAYメンバーのバンドサウンドにYOSHIKIさんのピアノとストリングスが加わったゴージャスな仕上がりになっています。

YOSHIKIさんのピアノはGLAYのボーカルTERUさんの声と被らず、すっきり聞き分けできて、相性が良いと感じます。
『RAIN』のピアノパートは” YOSHIKIピアノ演奏”がキャッチコピーとなっていて、YOSHIKIさんの存在感があるからこそ納得・成立できる演奏だと思います。



『RAIN』は、GLAYのベストアルバムでは、『THE GREAT VACATION VOL.2 〜SUPER BEST OF GLAY〜』(白盤)にのみ収録されています。
歴史的大ヒットとなった『REVIEW-BEST OF GLAY』(青盤)『DRIVE-GLAY complete BEST』(赤盤)に収録されていないため少し隠れた存在になっているように感じます。

ライブではあまり演奏されていませんが、幕張での伝説の20万人ライブやデビュー15周年の日産スタジアムライブ※などで演奏されていました。
※『RAIN』の原曲『Julia』名義


そして、2015年に開催された「20th Anniversary Final GLAY in TOKYO DOME 2015 Miracle Music Hunt Forever」では、東京ドームでGLAYとYOSHIKIさんが共演して披露されました。


私は、このGLAY『RAIN』とTHE LAST ROCKSTARSの新曲 『Mastery』との間に共通点を見つけたので、この共通点を踏まえてGLAY『RAIN』について書いていきたいと思います。