XJAPAN『La Venus』は映画「WE ARE X」主題歌として2016年に発表されました。
X JAPANドキュメンタリー映画主題歌の書き下ろしということで、『I.V』や『HERO』のようにVIOLET UK原曲ではなくToshlさんのボーカルを想定して創られていて、YOSHIKIさんがToshlさんの声の魅力を引き出そうしているのが伝わってきます。
私はこの曲の間奏パートが特に気になっています。
私の指す間奏パートとは、歌詞の1回目と2回目のIt's the end of the world~の後ろ
サントラ『La Venus (Acoustic Version)』の1分14秒からのフレーズです。
X JAPANの楽曲は長いギターソロに象徴されるように、ボーカルが唄わない間奏パートが比較的長くありますが、『La Venus』でToshlさんのボーカルがないのはこのパートだけです。
『La Venus』はCDで音源化されTV番組やコンサートでも演奏されていますが、この間奏パートは演奏方法によって特に大きな変化があると感じます。
そこで、以下の5つのバージョンに分類し、間奏パートを含めたそれぞれの特徴を述べたいと思います。
① YOSHIKI CLASSICAL版
② SONGS版
③ サントラ版
④ ライブ版
⑤ <奇跡の夜>版
XJAPAN『La Venus』②につづく