6か月ぶりに昨日蘭園を訪問した。昨年までだと毎月訪れていたが、ことしは機会がなく今回も何度か調整しこの日になった。思いがけず「日本パフィオペディルム研究会」の方々が台湾の業者とともに訪問していた。その中にお世話になっているI氏にもお会いした。
 今回の訪問は私の花粉を使った交配のフラスコが出来、それを作ってみようと思ってみたから。その花粉から2交配を行ってともに苗が採れていた。園主は期待の交配の中に入るものと話していた。趣味家の悪癖と思いながら、訪問すると何かほかの株をと思ってしまうのは私だけか。温室内を園主と話しをしながら巡回し白の2交配とピンク系の1交配のトップ苗を譲っていただいた。フラスコは前述の2交配とアンバーと点花2交配を持って帰った。ともに優秀交配で園主推薦のフラスコであるという。
 久し振りの訪問で気が付いたのは、コンポストが変ったこと。開花サイズは大粒のバーク単用を使うようになっていた。理由は粗いコンポストは鉢内にある程度の空気層?が出来るようになり空気中の湿度も保たれバックが枯れないようになるのではと春より行っているということ。大きめのバークなのでしっかりつめこまないと中の空気層?が多くなりすぎ栽培に好ましくなく、詰め込む(植え込み)には注意が必要だと話されていた。結果は今後検証するという。われわれは植え込み材料にあれこれ迷うが、業者も同じようにいろいろ試行しながら満足いく作りを目指しているのだと感じた。その点は同様だと妙に納得した。目標は初花で満作近い開花である。知っている範囲ではこれで4回目のコンポストの変更である。また、温室の片隅にこれまでコンポストに合わないとされていた植え込み材料を使って栽培している鉢があった。思いのほか順調とのこと。栽培はよく解らなくことが多く奥深い。
 暑い夏、悩みは家にいる日がばらばらであるので灌水がルーティンのようにいかないこと。いる時は夕方(19時ころ)、陽が落ちてから周辺への水やり、時にはシリンジ、朝は早朝(6時ころが多い)に鉢内への水やりまたは乾き具合によってはやや多めの葉水を与えている。明日から次週初めまで関西に、しばらく蘭はそのまま、耐えてくれるのを期待するのみ。
 異変?7月上旬までの低温が原因か、まだ7月なのに、ここにきて花芽を持った株が目立つようになった。どうなることやら。(昨日の園主も同じように感じているようだ)